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退職への覚悟を決める前にイメトレ

はじめに

私には無職になる覚悟が足りない。
「喧嘩上等!辞めてやらぁ🖕!」みたいな気概が、3000万円持っていても「でも無職怖い」という冷や水で消されてしまう。
このままずるずると自分を殺して生きるのは嫌だ。
だから、
「いつ辞めても良いように、腹を決める生活」
これをこれからの目標に据えようと思う。

1:どうしても消せない未知への不安

もしかして明日、もしかして月末、もしかして年末に無職、
勢いで(ココロの)中指立てたはいいけど、「無職」「定期収入ゼロ」の現実を前にすると、いきなり怖くなる心理よ。
先日まで家計簿の報告で、「月10万円で余裕じゃん」とか言っててもコレ。この程度。
圧倒的に覚悟が足りない。
私の余裕はあくまで、いくばくかでも定期現金収入があるからこその余裕。
ただそれだけ。
それはつまり、
「預貯金金融資産を減らすことへの恐怖」
これやね。
人間の元恐怖に根付いているのかと思うくらいに、得体の知れない恐怖がある。
いくら計算しても、「未知の未来への恐怖」は消せないんだと思った。

2:物欲への本能が湧いてくる

「今あるもので足りるわ〜」
「何処も旅行へとか今日海無いわ〜」
「質素倹約で全然不自由無いわ〜」
とか言いつ、
「これから先今ある金融資産だけが頼り!」
となると、
「あれもこれも買うのが怖い」+「あれもこれも我慢しなきゃ」
=「なんかめっちゃ欲しくなる気がする」
こんな図式が成立してしまった。煩悩って怖い。
貧困世帯ほど物欲が激しいとか余裕がなくなるとかって、「コレか〜」と思った。
「無いものねだり」
「我慢しないとと思えば思うほど欲しくなる」
お金持ちほど物欲が無くなるってのも分かる。
もっと言うと、
「ギリでも定額収入が保証されている安心感が余裕に繋がる」んだよなあ。

3:ギリでも取り崩せるはずなんだけど

例えば1年間くらい株価の低調が続いたとして、その間手持ちの現金で何とかできる。
例えば株価が低潮だとしても、その月の食費くらいを取り崩したって、そうそうダメージにはならない。
低調の時か好調の時かを見定めて、その時々に取り崩すなり積み立てるなり控えるなり、やり方次第でどうにでもなる。
今まで家計簿を付けて支出を見定めコントロールしてきたスキルは伊達じゃないぜ!
多分、この自信も自覚も足りない気がする。
物欲だってコントロールしてきたじゃん。
要らないものは買わないでいたじゃん。
ダメージは極限まで減らせる自信があるじゃん。
それなのに、いざ無職、は怖いらしい。
これは訓練しかないな。

4:最短で無職までの働く日数は?

現状で最最最短で無職になるとしたら、9月いっぱいになる。
何せ嘱託だから、いきなり契約切られてもおかしくない。
犯罪級のヤバい行動をしたら明日にでも無職だが、そこまでバカじゃないと思いたい。
8月中に一斉面接が予定されているので、その辺で手応えが分かるだろうとは思う。
そこで(9月ポッキリとは言わないまでも)、辞めてもいいよって雰囲気なら現実的な最短は12月いっぱいだろう。
そこで計算してみた。有休消化を含めると、12月いっぱいは休み。11月も6日くらい出勤すればおしまい。
8月〜10月も勤務日数を計算すると、50日とちょっとくらいになる。
無職の道のりは、残り60日。実際の数字が出ると身が引き締まるわ。

5:60歳から年金をもらうとして

56歳4ヶ月目から無職デビュー。そこからは厚生年金は無し。基礎年金を払うことになるけど免除をしてもらう。
そうして60歳から繰上げ受給をすると、今のところ計算上9万円くらいの支給になるらしい。年間108万円くらいか?
このくらいだと税金の免除がかなり効くだろう。
生活固定費+食費と消耗雑費だけなら、年金で何とかなる。
あとは固定資産税と年間消費、娯楽や遊興費を、手持ちの資産取り崩しで賄えばいい。
それならこの先株安と円高に見舞われても、何とかなるんじゃないか?
こう考えると、ライフラインは確保できている気がする。

6:計画的に覚悟を決めろ

一応「食うには困らない」ラインは確保した。あとは覚悟だけだ。
そして計画性だ。

まず基礎として、
・仕事上では一人のメンバーとして役割をこなす。
・仕事と人間関係の愚痴を言わない。
・気配を消し、目立つ行動をしない。
・感謝と気配りを忘れない無害化人間に努める。
この辺りを考えている。
「辞めるぜ!」「ふざけんな!」みたいなヘイトを垂れ流すと、いざ辞めるとなった時にめんどくさいことになる。
人生最後の職場と思えば、立つ鳥跡を濁さず行こうじゃないか。
こんなスタンスで10月まで気配を探る。
11月から有休消化をするなら、10月中頃までに上司に言わねばならない。

もう少し無職が先になるとしたら、次は2025年3月末だ。
年度末は辞めやすいとも言える。
2〜3月を有休消化し、4月は花見三昧できるな!
第一希望はこっちだけれど、さあどうなるか。

まとめ

・無職後の定期収入が無いけれど、不安を感じないようにメンタルを慣らす。
・退職に向けて職場では無害人間となり気配を殺す。

メンタルは、
「もう無職の毎日が目の前にあるからな」
「どう生きる?」
をテーマに、考えて生きよう。そして慣らそう。

仕事はもう「ロスタイム」と思う。ただボールを回すだけな感じでいい。
怒りも焦りも要らない。もう辞めるんだし、とスパッと割り切るようにする。
無害に今の仕事をこなすだけに徹しよう。

最短は12月末。伸びたら3月の年度末。

暑い夏にハイビスカス。鮮やかな色味が元気に鳴る。

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