推し活について コミュ障の場合
BTSを好きになってから、推し活というものを知った。
周りに韓国アイドルを好きな人もいないため、Twitterやインスタの情報しかないが、カードやぬいぐるみを持ち歩いて一緒に写真を撮ったりするみたいだ。なんだか異世界のことのようで、自分でやってみたことはない。
先日TXTのコンサートに行ってきた。
年齢層が若く、私なんかが来て申し訳ない気持ちになりつつ、
happy foolsのダンスは完璧に覚えていったし、アワサマ歌えて、掛け声も覚えている部分はできた。非常に楽しく、一生忘れられない経験になった。
終わった後は、次の日仕事もありすぐに帰宅したが眠れなかった。
一つ寂しさが残るとすれば、誰ともそれを共有できなかったこと。
Twitterもインスタもあるが、あまり人と普段からのコミュニケーションが取れず自分で載せることは少ない。
夫は聞いてはくれるが、興味はまるでない。
壺に向かって話しているのと大差ない。(夫のことは世界一好きです)
コンサートは誰かと一緒に行きたいと実感したが、コミュ障の私はやり方がわからないし、いざ推し活、一緒に遊ぼうとなるとなんなら居心地の悪さすら感じてしまう。
難しい、簡単じゃないね、推し活。
最近ARMYをTwitterで見ることに疲れてしまっていて、離れている時間を作った。
ユンギのライブ当選、なんならVIPも当選した。
ものすごく嬉しかったし泣いて喜んだ。信じられなくて本当に手が震えた。
しかしその後Twitterを見て、良くない波に飲まれてしまうことになる。
あまりにもマイナスな意見ばかり(間違ってはいない、その人にとっては正直な感想)見ていたら、莫大なプレッシャーを一人で感じ、結果遠ざけることになる。
CDが出た時も、買ったけど聴くことができない。
覚えなきゃ、声出さなきゃ、可愛くしなきゃ、ネイルも、ボードは、ペンラは、、、。
友人がいたら、一緒に行けたら。この状況は違っていたのではと思う。
なんのセンスもなく、内気で、ARMY友もいない、年齢も高い。
自分のマイナスばかりが目につくようになり、曲を聴こうとするたびに向かい合わなくてはいけない。
今その渦中にいる。
これを書きながら気持ちの整理をしている。
推し活という楽しい波に乗れない私だけど、自分の中だけでなら楽しくいられる。
推しと私だけの時間は楽しめる。
よし、少し持ち直した。
お金の制限、時間の制限があるけれど、できる推し活。
自分の範囲内でできることに自信を持っていれば人と話しても楽なんだろうな。
ユンギからのプレッシャーは全然つらくない。
一緒に歌ってくれるよね?踊ってくれるよね?
もちろん!!と思える。
そして胸を張って言える、「ラップは覚えるの無理」だと。
あんなの歌えるのあなただけだよ!と笑って言える。
ARMYにも言えればいいんだよね、きっと。
好きなことに関しては、人と共有できない寂しさを抱えて
それでも楽しくやっていこうかな。
もっとうまくインスタ使おうかな。
同じような人いるかな。(全然懲りてない、結局共有したい)