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泥棒の衝撃



先日ちょっとした用事で次女のお金入れを見た

娘達のお年玉は自分で自由に使う分と残りは貯金することにしているので、それぞれ数千円が手元にある

未だ数千円と小銭が入っているはずの場所を開けると

一万円札

ん?

5枚

いや

6枚


これは…

先日引き出したお金?
すぐ入金、振込しなかったっけ
???
どこかから取り出した?
えーまさかーーー

と久しぶりに目の前の出来事に衝撃を受けながら


次女にどうしたのか聞くと覚えていないと言う

しばらくして
落ちてたと返答

どこにあったのか連れて行って教えて下さい

というわけで現場検証に向かった先は
落としたはずはないが100%ないともいいきれない場所

次女がお金を手にする所を見たわけではないので、そこに落ちていたのを前提に話を進めた


私が我が家のお金について懇々と話す間私の目をじっと見続け
唇をワナワナさせるも涙をこぼさない

本心と実験的下心半々の
長女には言う機会がなくちょっと言ってみたかった言葉を言った

お母さんはとても悲しい

次女
あえなく陥落
涙ポロポロ

おお
こどもはお母さんを悲しませる事に良心の呵責を感じるのだ
お母さん悲しいという言葉の威力は凄い
などと思いながら貰い泣き


そしてまた話を続けたがすぐ涙を拭った次女再び私の目をじっと見て話を聞く体勢崩さず

泣いたら負けだとでもいう様子である
なかなかの根性である


実はお母さんも茶箪笥の中のおばあちゃんのお財布から500円玉盗んだ事がある

数万円入ったお財布を交番に届けてお礼に図書カードを貰ったことがある

バス終点で2度拾った数千円は有難く頂戴した
という話はし忘れたが


あれこれ話し
またお母さんは悲しいと言うと
またポロポロ

お母さん悲しいはすごい


そして良い機会なので

お金が欲しいなら今あなたが出来るお金を自分のものにでにきる方法を考えてみてね

あなたは賢いからいい考えが浮かぶと思う

考えたらお母さんに教えてね

と話した


深夜帰宅した夫に話すと

それは自分のお金かもしれないと言う

話を聞くと確かにその様である


管理の甘さゆえの出来事


娘の次は夫にひと言

大人なので本当にひと言

後日夫から娘に話をしたら

ごめんなさいと言っていたとのこと

私には言わなかったので

持ち主には謝るのが筋だと思ったのだろうか


今回の様な場合
普段あまり感情的にならない私が激怒一喝した方がやってはいけない事をしたと心にも脳裏にも刻まれるのだろうか


しかし悪気のないイタズラは危険な事以外は子供のうちにどんどんやった方がいいとも思うので
今回の事はイタズラ心からでもありそもそも怒鳴る様なことではないか


などと考える


次女は今回の事を大人になっても覚えているだろうか

すぐに忘れるのだろうか


写真は2年前の夏の夜の光景


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