「どういう子になって欲しいか」より「どういう親でありたいか」
「理想の育児 ありやなしや」2017.1ブログより
友人に
「あなたの育児、教育方針的なものを夫婦で話し合うことある?」と聞かれて考えた
我が家には…
これといった教育方針がない
家庭、社会におけるルールはその都度教えるけれど、こういう風に育てよう!という確固たるものがない。
我が子に対して理想を掲げてしまうと
そこに子供を近づけようとしてしまう
思い通りにいかないとイライラする
そうなってしまうのが目にみえている
我が家は長女が幼い頃、成長スピードが一般的な範囲から大きく外れてゆっくりだったので、理想、というよりも、一般的な子供の成長イメージを彼女に当てはめる事なく、出来ずに、今に至っている。
また、4歳の時急性脳症を患ったため、元気ならそれで良し、という想いが根底にある。
彼女の成長が見てとれると、その都度夫婦で喜んできた。
周りの子供達が苦もなく1年も2年も前に出来ている事でも、彼女が出来る様になると、大そうすごい事ができる様になった!という風に思え、喜びと安堵を感じた。
おかげで私達夫婦は、沢山の不安・心配と共に、沢山の出来事に喜びを見出す事が出来てきた。
一般的には「そんなのできて当たり前でしょ」という様な事でいちいち喜んでいられるのだから幸せだと思う。
一方次女は、早いスピードで着々と色々な事が出来てきているので、心配する時間も喜ぶ時間も少ない様に思う。
嬉しいというよりも、凄い!と思う事の方が圧倒的に多い。
1人目と2人目の違いに輪をかけて、元々の違いが大きいのでなおさらである。
体質や性格、多くの部分で正反対の娘達を見ていると、彼女達に対して、こうあって欲しい、こうなって欲しい、という理想を持つ気にならない。
それぞれなる様になる
としか思えない。
その在り様なり様
彼女達が生まれながらに持っているもの
それを曲げたり隠したり押さえ込んだりすることなく
まっすぐ強くしなやかに
伸びていける様に見守り手伝う
それが、私の私自身に対する理想
教育方針
といえるのかもしれない。
たまに大声出すのはしょうがないとしよう。
あとは…
元気でいて欲しいので
美味しいものを食べる!
あれこれ考える前に、これが1番大切か ^ ^