オバケ提灯
吉原の異装、何か小物を持ちたいと思いつき前日着の白い提灯を探し買った
吉原へ行く朝、提灯に100均の髪を付け、カッターでピーっと口を切り余り布を切って挟み、さてお目目はどうしようかのっぺらぼうでも良いかしらと考えていると
見ていた次女が目を描きたいと言う
それならばと大きなひとつ目をお願いするともっと描きたいと言うので任せた
確か百目という妖怪が水木しげるの本に出てきた
幼い頃父に買ってもらった水木しげるの本が好きで、それはどこかへ行ってしまったけれど、娘に買ったら気に入りたまにひっぱり出して見ている
吉原では中に飴を入れ、口に手を突っ込んでくれた方に差し上げた
恐る恐る差し入れた手にわっ!と喰いついたら素で驚いた方もいらっしゃった
興味津々の小学生には夏休みの工作にいかが?と材料を伝え勧めた
とまあステージ外でもウロウロと楽しみ
翌日は娘達相手に小さなおもちゃも入れパクパク遊んだが
寝る部屋には吊るさないでくれと言われた