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憧憬の地ブルターニュ展に行ってきました


国立西洋美術館へ行ってきた。「憧憬の地ブルターニュ展」。
9時半入館したので、あまり混んでおらず、のんびり鑑賞できた。

好みの画家ターナーが先頭を切り、期待が膨らんだ。これまた好きなブーダンの絵が三枚並べられていた。どれも良かったが、「トリスタン島の眺望、朝」がお気に入り。
さらにポール・シニャックの三枚の絵も、モネの反対側に飾られていた。
ポール・ゴーガンの絵は初期の原色抑えめの「水辺の柳、ボン=タヴェン」が一押し。(もちろん私の好み)
それ以外にもルドンの「薔薇色の岩」、モーリス・ドニの『ラ・クランテの聖像』(今回一番好きな作品!)、シャルル・コッテの「聖ヨハネの祭火」、リシュアン・シモンの「婚礼」、日本画家では、岡鹿之助の「観測所(信号台)」や満谷国四郎の「ブルターニュ風景」など、私にとって有名な画家から初見の画家の絵にも触れられて感動できた。

常設展示も見てきたが、新たに追加された絵も数点あり、見ごたえがあった。
すべて見るのに三時間半もかかってしまった。

ついでに上野の森美術館で和紙ちぎり絵創作展も見てきた。素人の作品がほとんどだったが、絵とは違う優しさが感じられて大満足。

やはりたまに美術館へ行くのも、心を落ち着けるのにいい。

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