つながり(詩)
今この瞬間の僕はたったひとつの点にすぎないけど、
今この瞬間の連続が過去から未来への線になる。
紆余曲折した僕の曲線は、まわりの人たちと比べると、あまりにも無駄な軌跡を描いているけれど、
ただの点の散らばりにはならないで、ちゃんとつながった線になっている。
目標をしっかり定めて進む一直線の人生もあるだろう。
でも、曲線には直線にない豊かさがある。
遠回りしたからこそ見える景色がある。
これからの僕の曲線はさらに曲がり続けるだろうけど、
それは誰のとも違う、
世界でたったひとつの僕のつながり。