エッセイ a single rose 一輪の薔薇
親友が余命宣告された
まだ若いのに
その事実を伝えられて
身体の震えが止まらない
あと一ヶ月なんだって
私の命 まさかね
言葉が出ない
それから一年四ヶ月
親友は懸命に生きた
想像を絶する痛みと
副作用に
我慢の限界を超えた
入院して三日目
静かに眠り
その顔には微笑みが
人生というお皿に
カトラリーを置いた
16:20
薔薇のように美しく
華やかな彼女
想い出はすべて
煌めいているよ
ami ちゃん
肉親以上、親友以上の存在だった彼女
哀しみの泉で溺れていたけれど
こんなにも深い友情で結ばれていたことに
感謝を凌駕することばが みつからないの
夜景 灯を見ると もしかしてあそこに
ami ちゃんがいるかもしれない
目を凝らしてami ちゃんの姿を
探し求めていた日々
逢いたいよ
せつないよ
ありがとう
忘れない一生
また逢う日まで
献杯
ami ちゃーん love you ♡
※ 加筆 親友以上の存在だったamiちゃん
彼女は私に多くのものを与えてくれました
無償の愛 思いやり 優しさ ぬくもり
彼女が早すぎる天寿を全うしてから私の中で
何かが壊れ崩れました
牛歩で回復してる事が何よりの供養だと思い
度々こちらに親友のありがたさを投稿させて
いただいています
彼女と出逢えてずっと親友だった事に心から
感謝しています