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なぜ書くのか、という話。

先日、「そもそもなぜ書くのか」ということをあらためて考える機会をもらった。

「書きたい、書けるようになりたい」と思う一方で「なぜか」は深く考えてこなかったわたし。

考えて、思い返して、ようやく形になったのでnoteにも残しておきたいと思う。備忘録として。

スポットライトを当てたい。

ひとつめに、知ってほしいことや知ってほしい人に多く出会ってきたからだと思っている。

たとえば、

わたしが仕事で扱う社会課題のひとつひとつ。それに取り組む人。
いわゆる地方と呼ばれる場所だけど訪れる人を癒やす町。そこで生きる人。
有名とはいえないけれど心を掴む作品。それを生んだアーティスト。

世の中には「知ってほしい」と思う人、物、情報、芸術が溢れている。


全部が全部スポットライトが当たっているわけじゃない。当たることを望んですらいないのかもしれない。

でもわたしは多くの人に知ってほしいし、知られていないのはもったいないと思ってしまう。

わたしは幸運にもそれらに出会えて、考える機会をもらったり、人生を豊かにしてもらえたと思っているから。他の人にだって同じことが起きるかもしれない。

伝える力がほしい

伝えたいと思うのと同時に「伝える力がほしい」と思った。

「愛の反対は無関心」というマザー・テレサの有名な言葉があるけれど、愛と無関心の間には、「なんとなく知ってる」「よくわからない」「伝わってない」「聞いたこともない」などなど、いくつもの壁がある。

その壁を少しずつ超えていくための力が、ライティングにも編集にも求められていると思う。

言葉選びや表現力だけじゃなく、聞く力や構成やビジュアル、媒体までを効果的に扱えるようになりたい。

読む人に押しつけるのではなく、読む人の心にすっと沁み込むような文章を書けるようになりたい。
それらすべてが「伝える力」、そしてライティング、編集力だと思うから。

とはいえまだまだ道は半ばである。最近ようやく本格的にライティングを勉強し始めた。

わたしの言葉で、わたしの文章で、一つでも多くのことが、一人でも多くの人に届きますように。
そんな願いともとれるような決意表明をここに込めて。


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