ブラジルのBlack Lives Matter 「リオのカーニバル」 : Salgueiro2020 「立身出世」
世界最大級のお祭り・リオのカーニバル。本質は「民衆蜂起」。メッセージ性に富んだパレードが繰り広げられます。今回ご紹介するのは、名門サンバチームSalgueiroが2020年に披露したテーマ。そのテーマとは?
■ブラジリアン・アフロ・ドリーム
単身12歳、暴力が支配するサーカスでアクロバットを体得。数多のサーカスを渡り歩く中、逃亡奴隷と間違われたり、人身売買に遭いかけたりとの苦難に遭遇...
家族と居れば「普通の生活」は送れたはずなのに...
なぜ12歳の少年は家族を捨て、血のにじむ努力を選んだのでしょうか?
それは…
「飛ばなければただの貧しい少年」
「挑戦こそが人生に意味を与える」
挑戦しなければ何も変えられないからです。
「自由を夢見なかった黒人がいるか?」
苦難を乗り越え努力を重ねた貧しき少年は、ブラジル大統領も後援する偉大なピエロに成りました。
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《参考》
・Carnavalescoカーニバル総監督インタビュー
・Sinopse/テーマの概要
・パレード写真集
・パレード構成
・Wikipedia | Benjamin de Oliveira
(おわり)
▼Salgueiro過去のパレードはこちら
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