本棚note ①
昨日のnote でも一言書いていたが、今日は読書、本についての文章を。
今日の日記、実は最初は"記憶に残る一冊"なんて題で書き始めたのだけれど、20年弱生きていたら記憶に残る本は一冊や二冊なんてものじゃなくて、、、
欲張りな私は本棚noteという形で少しずつシェアしていこうとしている。
今日は楊家将という本について
私は三国志や水滸伝などと言った中国史物の小説が好きで、特に楊家将なんかは読み返す度に好きになる。
このジャンルの二大巨匠といえば北方謙三と陳 舜臣(私が独断と偏見によって選ばせていただいた)、さらに個人的見解を重ねさせてもらうなら北方謙三の楊家将が本当に素晴らしい。
北方謙三の妙にカッコつけたような言い回しが苦手、なんて人にも是非一度読んでもらいたい。
楊家の男達は、父息子ともに一人一人が魅力的なキャラクターだし、
戦や調練シーンの手に汗握るような臨場感たるやもう北方謙三様々といった感じで。
何度も何度も読んでいるのに六郎や七郎の可能性には期待が膨らむし、どんな状況でも正しく武人であり続ける楊業の最期には涙が出る。
というか、後半の方はもはや涙が止まらない。
楊家将に出会った当時13歳の私はこの世界にのめり込み、その後今に至るまで後生大事に読み続けているのだからもうそろそろ他の誰かにも、、、
だなんて傲慢だろうか。
ここ数日は随分寒くなってきた事だから、読書の秋に乗っかって読んだことのないジャンルの本でも開き癖がつくほど読み込んだ一冊でも、時間を見つけて手に取ってみては。
今日の日記は読書のお話でしたとさ。