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高額療養費の上限額の引き上げは、がん保険、医療保険など民間保険の見直しが必須であり、多くの国民の人生設計を変える。国会での熟議を望む

石破自公政権は高額療養費の上限額を、今年8月から段階的に大幅に引き上げる予定であると言う。当然、この政策変更に毎月多額の医療費がかかる多くのがん患者や難病患者が反対している。私はこの制度があるので、がん保険などの医療保険に入る必要はないと判断して加入していない。こう言った多くの医療保険も、高額療養費制度を前提にした給付額を決めているのではないか?
保険会社も保険の設計を見直したり、現在加入している人達も保険を見直さなければならない。今までがん保険などの加入を考えていなかった多くの国民も自分のこととして、医療保険への加入を再考しなければならない。
一見、この制度を変更することは、実際にこの制度を利用する患者だけに影響を与えているように見えて、実は多くの国民に影響を与えている。
生命保険、年金保険、学資保険などの民間保険の活用は、長い人生を生き抜く上で重要な検討要素である。こんな大事な政策変更を簡単に決めて良いわけはない。国会での熟議を望む。