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【読書記録】No.11 入社1年目の教科書

【タイトル】
入社1年目の教科書

【著者】
岩瀬 大輔

【印象に残った文章】

《仕事における3つの原則》
・頼まれたことは必ずやり切る
・50点で構わないから早く出せ
・つまらない仕事はない
・上司の仕事は、部下の力を引き出してより良い成果を上げること。提出をゴールと考えるのではなく、最初のフィードバックをもらう機会という気持ちでいれば良い。
・PDCAのサイクルを可能な限りで早いサイクルで回し、多くの経験値のストックを増やせるかという点が、成長の鍵になってくる。
・一つ一つの作業がどこを目指しているのかを知ることで、退屈な単純作業の意味は激変する。
・明日から使えそうなフレーズ(目的を問う時)
「もちろんやります。でも、お聞きした方が良い仕事ができると思いますので、差し支えなければ何のために使うか教えて下さい」
「どうしたらもっと見やすくなるか」
「どうしたらもっと効率的にできるか」
常に自主的に工夫を凝らし、提案し、実行し、他の人とは違う成果を提出し続ければ、次に依頼される仕事は単調なものでなくなるはず。
・明日から使えそうなフレーズ(先輩の何かに同行したい時)
「ご迷惑でなければ、ご一緒しても宜しいですか?」          鞄持ちをすることで、一流の経営者が持つ視点やビジネスマナー、立ち振る舞いを学べる。
・合意を取ったらまとめ、書き出し、確認する。仕事の最後に投資する数分を惜しまないことで、仕事の方向を誤るリスクから解放される。そればかりか、何時間という時間を節約する効率性にも繋がる。
・頼まれてなくても議事録を書く。議事録は、ある種の自己投資。先輩からの野次や指摘が、経験値となり財産になる。
・とにかくアポを入れて、自分の尻を自分で叩く仕組み作りをする。そうすると自ずと仕事のスピードも上がる。
・朝の挨拶はハキハキと。新人はまず顔と名前を覚えてもらうことが先決。そういう意味で挨拶は最高の自己紹介。自己紹介のキャラができれば、そこから会話が生まれるかもしれない。
・早く帰ることを宣言する。そして他で埋め合わせすることを伝える。
・コミュニケーションはメール&電話
・自分にとって心地よいペースメーカーを見つけることで全てが決まる。その人物こそが、勉強を仕事を継続する原動力となり、何かを得るきっかけになる。
・仕事に関係ない人とランチをして、知見を広げよ。若手にランチに誘われて嫌な先輩はいない。
・明日から使えそうなフレーズ(言いにくいことを言いたいとき)
「私はまだ素人かもしれませんが、あえて素人目線で申し上げます」
「もしかしたら役に立つかもしれないので、聞いていただけますか」
「皆さんの意見のこういうところはとても参考になり、私も賛成です。ただ一つだけ疑問に感じたことがありますので、少し勘違いな事かもしれませんが、あえて言わせて下さい。」
・相手との距離感を誤らない。
・感動は躊躇わずに伝える。人はいくつになっても認められたい生き物。上司を褒めるなんておこがましいと思わない。
・上司にも心を込めてフィードバックする。「間違ったことを言っているかも知れませんが、気づいたことを言っても宜しいでしょうか?」でやんわりと。
・叱られるということは、あなたの人間性や能力を否定してるわけではなく、仕事上のある行動が間違っているということを指摘されたに過ぎない。
・宴会芸は死ぬ気でやる。一緒に仕事をしていて楽しいと思う人に、仕事はやってくる。宴会芸はここ1番での勝負強さを試されている。
・休息を取ることも仕事。自分の体調に敏感になる。自分を客観視する努力をする。
・最新のビジネススキルを勉強することももちろん良いこと。でも、その前に人としての印象をよくすることや、魅力的な人間でいることも大切。
・嫌いな部分、苦手な部分は単なる特徴と捉えれば良い。その人にはどういう強みがあるのか、そう考えながら人と付き合う。
・人には自分に好意を持ってくれる人を邪険に扱わない。しかし、相手から嫌われているという空気は必ず伝わる。どんなに気難しい相手でも、良いところを見つけて尊敬すれば、恐らく嫌われることはないでしょうし、チャンスをもらうこともできる。むしろ嫌いな人にこそ飛び込め。
・エネルギーの使い所を考える。基本無駄な飲み会は断る。だが、無理をしてでも参加すべき会合は年に数回訪れる。そういう時は覚悟を決めろ。

【ネクストアクション】
・50点でいいから早く出す。
・苦手な人にこそ突っ込め。
・最新のビジネススキルを勉強することももちろん良いこと。でも、その前に人としての印象をよくすることや、魅力的な人間でいることも大切。
・感動は躊躇わずに伝える。人はいくつになっても認められたい生き物。上司を褒めるなんておこがましいと思わない。
・一発芸は全力でやる。

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