オラ、ワクワクすっぞ! -孫悟空の目標達成に関して-
おっす! 今日もまた漫画大好きなキャリアコンサルタントの肥田が、漫画をネタにいろいろとキャリアに絡む話をすっぞ!
考察:ドラゴンボールの世界
皆さんは漫画とか映画を観てドキドキワクワクしたことはありませんか? こんな言い方をすると興が覚めるかもしれませんが、漫画も映画も、極論を言えば歌なども、観る者聴く者の心を震わせる要素をふんだんに取り入れて、計算されています。
「君の名は」「天気の子」などで有名な新海誠監督も言っています。「売れる作品をつくる」と。
製作者の自己満足ではなく、徹底して観覧者が感動できる作品作り、これが商業作品の肝になります。その売れるための大事な要素のひとつがワクワクなんですね。皆さんはどんな作品にワクワクを感じますか?
名古屋が世界に誇る鳥山明さんが描いたドラゴンボール。あの作品は何故世界に羽ばたくことができたのでしょうか? 多くの方が様々な考察をしていますが、私の考察はこうです。
多種多様なキャラクターが当たり前に存在しうる世界。
人型のキャラクターですらこの豊富さで当たり前に活きている世界なんです。
そして主人公:孫悟空の無邪気さ。
絵の可愛さ、すっきりした絵というのも大きいと思います^^
ドラゴンボールの他にも多くの少年漫画では
「強いライバルとの切磋琢磨に競う中で、様々な障害を乗り越え、主人公が頑ななまでの努力で勝ち上がる」
そんな漫画は恐ろしくいっぱいあります。スポーツものはほとんどがそうなのではないでしょうか?
まさに少年漫画の王道。それぞれに読んでいればワクワクするのですが、ドラゴンボールは少し毛色が異なるのです。
ワクワクはエネルギー
誰かと「戦う」事を純粋に楽しみ、そして「勝つ」事を純粋に願う。それが孫悟空です。
まさにブルマにあった時から、魔人ブウとの闘い(原作コミック42巻)、それ以降(アニメ)まで一貫していました。
特徴的なセリフが「オラ、ワクワクするぞっ!!」ですね。
余談ですが、「ワクワクすっぞっ!!」はアニメ版の声優さん、ギネスを狙う「野沢雅子さん」のオリジナルの様ですね。すっかりこちらの方が浸透していますが^^;
ワクワクすると言うことはどういうことなのでしょうか?
単純に言えば、
「その先を愉しみたくて仕方のない心理状況」かな、と思います。
「その先にあるものを想像すると、楽しみすぎて、気になって気になって仕方がない。行動せずにはいられない。体が勝手に動き出す」
って、皆さんもきっとあると思います。
これがワクワクという心理状態が生み出す心的エネルギーです。これが強ければ強いほど簡単に物的エネルギーに変換され、行動に繋がるのです。
強力な敵に対しても、ヤバいと思いつつもワクワクしてしまう心理って、ありますよね^^;
棋士:藤井聡太=孫悟空?
ワクワクは人によって異なります。個人々々の「興味」「能力」「価値観」などに大きく左右されます。
将棋の藤井聡太棋士が、イベントのインタビューに応えていったそうです。
「もし将棋の神様がいるなら何をお願いしたいですか?」
孫悟空と似たような事を言っていますね^^;
つまり藤井さんは将棋を指すことそのものにワクワクしているんですね。
だからこそ強い。今年度の成績は18勝3敗との事で、やっぱり負けているんです。しかし愉しんでいるからこそ、負けてもそこから学ぶ心的な姿勢が出来上がっているんだと思います。
私が一押しの「わくわくしてきたぞ!!!!」です。あとに続く「なんとかなりそうだ」が好きなんですね。
この日々の努力という裏付けと成功体験とが合わさった事で生まれる楽観性。勝負を楽しむ&楽観性。最強のタッグです。
あなたの中の孫悟空
きっとあなたの中にも孫悟空はいるんです。今は忘れてしまっているかも知れませんが。
と書きました。
この「興味」「能力」「価値観」はキャリアの世界では「職業的自己概念」とまとめたりします。職業的とは言っていますが、別に仕事に限った話ではありません。
覚えておいてください。あなたの仕事の中に先の3つを見つける事が出来たら、あなたは仕事に対して「ワクワク」することができる人です。
仕事にワクワクできたなら、多少難解なプロジェクトも「なんとかなりそうだ!!!!」の気持ちで乗り越える事が出来ます。顧客の言う無理難題は「あなたを成長させる【乗り越えるべき壁】」に変わります。
困難にぶち当たった時こそ、口に出していってみましょう。
「オラ、ワクワクすっぞ!」
フシギナチカラが湧いてきますよ^^
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