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キャリア的視点285 -冬季休暇を分散させるという選択肢-


毎日ブログ 285日目(2020/12/9)


冬期休暇は分散できるのか?

まもなく2020年も終わりに近づき、新しい年が始まります。急激に何が変わるという訳でもありませんが、何かケジメをつける口実になるのは確かです。一年の計は元旦にあり、とも言いますよね^^;

来年のことを言うと鬼が笑う、ともいいますが、12月も1週間が過ぎた今くらいの時期なら、もう良い様な気もします。

これからの話は、企業の従業員とその家族に対する責任を負っていない男の、無責任極まりない話です。ご了解の上、お読みください^^;

新型コロナウイルスの第3波の話がニュースを騒がせ、各地でも感染者が増える中、企業の冬季休暇を15日過ぎまで延ばすなんて話も出ていました。それぞれの企業はどの様に対応しているのでしょうか?

私的には経済を回すという観点からは、いまいちピンとこない施策だと思います。国からの提案、という形であってもです。

少し前の堀江貴文氏のTwitterにこんなのがあります。

言い方にかなりの毒が含まれていますが、この意見には私も賛成です。
元々業種によってはローテーションで冬季休暇を取ることもある訳です。元旦は祝日なので一斉に休みでも、他の日はズラしてみるのは良い方法なのではないかと思うのです。

結局、冬季休暇を延ばす、という案は「初詣」に参拝する集中度を緩和する事が目的の様な事を聞きました。本当かどうかは分かりませんが^^;
確かに有名な神社仏閣への参拝はとんでもなく混み合い、クラスターの発生を懸念する気持ちはよくわかります。

先にも書いた様に、私も分散で休みを取ることは賛成です。急な話ゆえにどこまで企業が対応できるのかは分かりませんが、単純に休みを増やすよりマシでしょうし、従業員が感染するリスクを増やすよりは遥かにマシなのではないかと思うのです。


企業単位の施策・個人単位の動き

単純に休みをずらすのは比較的何とかなるのではないでしょうか。簡単に言ってしまいましたが、難しく考え始めればいくらでも難しくなってしまいますから^^; 簡単だと考えてひとつづつ問題点を潰していけばできるモノなのです。絶対に反発は生じるでしょうが、キチンと事情を説明していれば大方の賛同は得られる様に思います。
それほどに皆さん一人ひとりが、身に染みていると思うのです。同じやるなら早く発信した方がダメージも少ないでしょう。

問題は取引先とのズレがどれだけあるか、それによって収益にどの様な影響があるのか、かと思います。取引先が1社だけなら問題も少ないのですが、その数が大きければ大きいほど、影響も大きい物です。

メリットとデメリットをしっかりと確認した上で判断し、どの様にするかを判断してください。

毎度毎度の話で恐縮ですが、キャリアの管理は既に企業から個人に移っています。(まだ、の企業も多いでしょうが)
ですが、企業側に一切の責任がなくなる訳でもありません。いつまでもキャリア開発の努力義務は負い続けます。

加えて今回の様な外的要因に寄る転機が起こるのであれば、それが企業の判断による物であるならば、一切の責任を負いませんとはなかなか行かないでしょう。

それら(企業の将来、従業員の健康・キャリア、経済を回す事、など)を色々と考えていくと、堀江氏のいう様に「同じ時期に休みを一斉に取る事」を辞めるという話には、私も賛成するのです。

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来年の1月に新型コロナの感染拡大が心配になるのはわかります。ここでまた緊急事態宣言などという話になれば、本当に日本経済には大打撃でしょう。

国民一人一人が注意して行動を取るべきなのです。でもその可能性を減らす手を打てるのは経営者の皆さんの努力にもあると、そんな話でした。
企業の従業員とその家族に対する責任を負っていない男の、無責任極まりない話でした。

※やらなければ「問題あり」とかそんな話ではありませんよ^^;



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