キャリア的視点350 -身体と心を整える-
毎日ブログ 350日目（2021/2/12）
身体を戻す
先日、私の個人的な知己でもある方が、柔道整復師をやられていることもあって、施術をしてもらいに行ってきました。
鍼灸師の方と一緒に開院しています。
その日も2人で出迎えてくださいました。
こんなご時世ですから、室内はもちろん感染予防対策もバッチリです(^^) そうでなくてもスッキリと片付いた室内は清潔感があり、まず、安心感が漂います。
私も50歳にもなると身体中が痛んでいて、ちょっとキツい状態が続いていましたので、楽しみにしてきました。
普段「キャリアの基本は健全な身体」なんて言っていても、その実、身体は年齢相当にガタガタなのです。何せ運動する習慣がないものですから^^;（自慢にはなりませんが…^^;）
簡単な問診の後、施術が始まります。
彼は「患部に触れずに治す」といいますが、その状態を見る為には触ります。そして患部以外の、その根源となる部位をほぐしていきます。
まぁ、痛い！ 彼は痛いところ探しの天才ですね。的確に身体の凝り固まっている部分を見つけ出していきます。人間の身体の構造を熟知していないと、とても真似できない技ですね。
ただまあ、個人的な知己とは先程書きましたが、それ故に、あまりの痛さに、
「そこ痛いです！」
「痛い痛い痛い痛い！」
なんて声が、出てしまいます。彼は絶対にドSな人ですよ^^;
でも不思議と、うまく回らなかった腰の可動域が拡がるんです。
腕を上げると痛んでいた肩から痛みが引いているんです。
これがプロの技！ なんですねぇ。
同時に会話がとても心地よいのです。身体の痛みをかなり軽減してくれる話術とでも言いますか、言葉の中に麻酔が入っているのでしょう^^;
私の発する全てを受け入れ、承認してくれるのです。余計なアドバイスなんてものはそこにはありません。100％を受け止めてくれるのです。まさにこれぞ「傾聴」ですね。
身体を整える
長い年月をかけて培ってきた私の身体の不調です。どんなにプロの技を持ってしても、1回の施術で完治するものではありません。この後何度も通って身体を整えていく必要があります。
私が彼らに共感しているのは、
「未病の内に治す」
という想いです。
病気になってしまう前に、普段からメンテナンスをすることで、痛い、辛いなどという負の思いに至らない為の施術をうたっている点です。
実際は私の様に、身体の限界まで我慢して、どうにもならなくなって駆け込む方が多いのでしょう。それはそれで彼の大切な仕事です。
でもきっと彼らの想いは
「そもそも辛い思いをして欲しくない」
というところにあるように感じます。
それは私がキャリアコンサルタントとして活動する根源にも同じ想いがあると、心が共感するのだと思います。
彼らが身体を治すのであれば、私は心を治すのです。未病で終わらせる為に私が「職場風土改善」を考えているのと同じなのだと思うのです。
近年「予防歯科」などの考え方が当たり前になってきていますね。それと同じ考え方なんです。日頃からメンテナンスを行い、身体の使い方、食事の選び方なども教えてもらいましたが、その全てが「辛い思いをして欲しくない」という気持ちの現れなんだなぁ、と感じる心地よい時間でした(^^)
場所は愛知県春日井市。
私自身、まだ7〜8回は通わないと少なくとも本来の身体に戻ることもないと思います。それだけ今まで我慢してしまって無理してしまったのだと思っています。これまで培ってきたものは知識や経験だけではなかったのですね^^;
次回は鍼灸も試してみたいですね^^;
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個人の活性化を組織の活性化に繋げます。