わかっちゃいるけどやめられない -植木等さんと青島幸雄さんを勝手に考察-
毎日ブログ 132日目(2020/7/9)
懐かしいあの曲
久しぶりに棚の整理をしていたら、出てきました懐かしいCDやビデオテープの数々。
独身時代に買っていた、今ではなかなか手に入らない貴重な一品です。
そんなCDの中に「ハナ肇とクレージーキャッツ」がありました。途端に流れ出しますね。脳内再生でスーダラ節です。
チョイト一杯のつもりで飲んで~
軽やかな、適度に力の抜けた植木さんの歌声は今でも鮮明に思い出せますね。音源はCDですが^^;
67歳にして軽快な歌いっぷり。
この動画の歌い方の方がレコーディング当初より味が出ていて、私的にはこちらのが好きですね^^
ただの偶然に意図性を感じて
そんなおり、たまたま録画していた歴史秘話ヒストリアを観ていたら、その回は「スーダラ節が生まれた」でした。
何という偶然^^;
スーダラ節と言えば植木等さんの代表曲なのですが、作詞の青島幸雄さんや作曲家の萩原哲晶さんの存在無くては誕生しませんでした。
改めて歌詞を観てみましょう。
チョイト一杯のつもりで飲んで
いつの間にやらハシゴ酒
気がつきゃホームのベンチでゴロ寝
これじゃ身体にいい訳ないよ
分かっちゃいるけどやめられない
ヒストリアによると当時放送作家だった青島幸雄さんは、
「判で押したようにサラリーマンになりたがる人達への皮肉を込めて」
歌詞を書いていたそうです。
言われてみるとそんな気も…^^;
どんな時代背景や流行があったとしても、自分自身の意思ではなく右へ倣えで自分の将来を選んでいる、そのように見えていたそうです。
青島さんは若い頃は病弱だったようで、そのために本当に就きたかった職に就けなかった思いもそこにはあったようですが…
つまり他人への皮肉ではなく、自分への自責の思いだったようです。
往年の植木さんが語っていました。
自身の人生を振り返りながら、ゆっくり語っていました。
今日生まれたと思えば、
今日から新しい生活が始まる。
今までの人生が嫌でも、今までの人生に後悔するようなことがあったら、
今日、自分は改めて生まれた。
これから人生が始まるんだ、と思えば、今日から新しい生活が始まる。
新しい人生であるならば、これまでできなかったことをやるのも良いのだろう。
植木さんの意図とは違うのかも知れませんが、勝手に私はこう感じました。
「悩み」という常に心の中にあるもの。
あんなにTV画面では悩みも何もない様にふるまっている方々も一歩、画面の枠から外れると一人の人。人には見せない苦悩があったのですね。
ポジティブに悩み、ネガティブに悩む。
みんなで悩み、ひとりで悩む。
誰にだって少なからず悩みはあるものです。
男性だからこそ悩む。
女性だからこそ悩む。
新入社員だからこそ悩む。
ベテラン社員だからこそ悩む。
管理職だからこそ悩む。
社長だからこそ悩む。
その悩みを共有できる「誰か」を
その悩みを相談できる「誰か」を
見つけることが出来たら、人生は少しだけ明るくなる様に思いませんか?
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