あなたの足を停めるもの -心の中の変化-
毎日ブログ 134日目(2020/7/11)
漫画大好きな私ですが、今日は漫画の名台詞を基に少し考察をしてみたいと思います。なんかこのネタ、個人的にはシリーズ化しても面白いかも、とか思っちゃってますが…^^;
まずはメジャーどころから
皆さんの中の漫画の名セリフって、例えばどんなものがあるでしょうか?
「あきらめたらそこで試合終了だよ」
よく聞くのはやはり、「スラムダンク」の安西先生の台詞でしょうか。
アスリートのみならず、何かを必死に頑張っていた方々が、ふとした時に感じる負の感情、これは当たり前にある事ではあるものなのでしょうが、そんな時に自分を叱咤する言葉ですね。多くの方が感銘を受けた言葉です。
おれは助けてもらわねェと生きていけねェ自信がある!!!
これはワンピースのルフィのセリフです。
自分自身をよく知った上で仲間を頼る、リーダーとしての素質を感じさせるセリフですね。きっと頼られる仲間は喜んで彼のために力を貸す事でしょう。
もしあなたがチーム内でリーダーという立場に居るのでしたら、この一言の意味を考えていると良いのではないでしょうか。
人の足を進めるのは…
今回紹介するのは、今から18年前に完結している、皆川亮二先生の「ARMS」(原案協力:七月鏡一)。
2001年には『PROJECT ARMS』というタイトルでアニメ化されています。
ピックアップしたのは12巻からです。
作中でみんなに愛された中で亡くなった「ママ・マリア」の生前のセリフとして描かれています。
人の足を停めるのは「絶望」ではなく「諦観(あきらめ)」、
人の足を進めるのは「希望」ではなく「意思」
漫画の中のストーリーもあってのセリフだったりしますので、これ単体ではピンとこないかも知れませんが、皆さんはどう感じられましたか?
一番最初に紹介した安西先生のセリフにも通じるところがありますね^^;
ママ・マリアに言葉をもらったキャラは、15巻でもまたこの言葉をつぶやいています。きっと座右の銘になっていたんだな、なんてことも感じられます。
キャリアコンサルティングの現場には、様々な悩みを持った方がいらっしゃります。時には負のスパイラルに落ち込んでしまっている方も散見します。
でも皆さん、何回か面談を繰り返す内に、前を向いて歩きだせるようになっていきます。
何故なのでしょう。
先のセリフを引用させてもらうなら、「諦めていなかった」からなのだと思います。
人は自分の人生を歩む中で、様々な障害や転機に遭遇します。そのひとつひとつを楽しみながら乗り越えられるのであれば良いのですが、なかなかそうもいかないのが現実でしょう。
ですがそんな中でも、みんな歩くのを諦めてはいないから、再び歩き出せるのでしょう。そしてその足を自分の意志を持って進めた時、その先の人生はきっと明るい物になってくるのではないでしょうか。
どんなにショックで、どんなに悲しい事が起きたとしても、そこに絶望を感じていたとしても、人は立ち直れるのです。諦めないかぎり。
「今の自分」を知り、「意思」を持って目的達成のために行動すれば、貴方の将来は変わってくるのです。
たかが漫画、されど漫画
私が小学生のころなどは「漫画なんて読んで!」などと怒られていた時代でした。しかし世の中には私の様に隠れて読んでいた方が多かったようですね。(隠れずに読んでいた人も多いとは思いますが^^;)
漫画やアニメはいまや日本が誇る文化にまで成長しました。世界中の方たちが日本の漫画・アニメを楽しみにしています。
そんな漫画の中には数々の明言が存在しています。予想外のところで胸に刺さってくるんです^^
今回は漫画の名セリフで考察を入れていますが、漫画以外の世界にも名セリフはいくらでもあります。もちろん人によって何を名セリフと感じるかはそれぞれですが、これからも少しずつそんなセリフを紹介していけたらと思っています^^
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