奇妙なパワーソング?ジャンジャンバリバリ
タイトルからしてふざけてますね。
あるひとから「軍艦マーチ最強説」を教えてもらったんです。この曲、一発で元気でるよっていうので、試しに聞いてみました。
正確にいうと、軍艦マーチに「ジャンジャンバリバリ」という訳の分からない掛け声や、「いらっしゃいませいらっしゃいませ〜」という謎のおじさんボイスをかぶせている曲です。最後は「ありがとうございました〜」の声で締める。リアルタイムで聞いたことないけれど、昔はこんな曲がパチンコ屋で流れていたそう。
これが想像以上に可笑しくって。ツボにはまってしまった。この曲を目覚まし時計に使っているひともいるらしい。カオスだよなぁ。
パチンコは二十歳前後に数回行ったことがある。友達のお母さんの付き添いで何千円かお金を渡されるのだけれど、そもそも遊び方が分からないし、店内をいつもうろうろしていた。
ある時は、人が密集しづらいスロット台に座って打っているフリをした。でも、近くで掃除をしている店員の視線が気になって、途中からメダルを入れて適当に手を動かしていた。
そしたら、拙い動きを見かねた店員がメダルをたくさん増やしてくれた。パチンコ屋の思い出といえばそれくらい。ギャンブルはお金が泡のように消えていくからオススメできない。
でも、競馬となるとうずうずと興味が湧いてくる。どの騎手のどの名馬が勝つか、という勝敗の行方というよりも「馬×人間」のドラマに興味がある。
これは、生きている者同士だからこそ生まれるドラマだ。相性や性格、その日の体調、運などあらゆる要素が複雑に絡み合い、勝負の世界に思いもよらない奇跡を起こす。競馬の面白さは、そこにあるような気がする。とはいえ、そのドラマを知れば知るほど馬や人間に情が湧いて、気づいたら馬券売り場に向かっている、という自分が想像できるから恐ろしい。
「今日もギャンブル行ってくるね!」
そんなことを満面の笑みで家族にはいえない。せめて競馬場では、馬が走る姿を写真に収めるだけに留めようと思う。
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なにはともあれ、「心から笑う」ことは大切だなって軍艦マーチ(パチンコVer.)に気付かされた話です。
よし、明日も笑おう。
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