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#109 風邪で寝込んでいるとnoteがたくさん書けた話
「今年の風邪は、引くと厄介かもね~‥‥」
とはよく言っていた。なにしろ長かったロックダウンに加え、集会などへの制限が続き、いわばあらゆるウイルスを回避する状態が続いたので、風邪にかかる機会すらなかなか無かったのだ。
「免疫のないところにやって来られたら、以前よりも症状が重いのじゃないか」とは、我が家でも話題にしていたことだった。
イギリスでもコロナ変異株の感染の広がりで、コロナ陽性者がどんどん増えている。風邪についても同様に広がるのは不思議なことではない。人と接触がある限り自然なことと言えばそうだろう。しかも冬の寒い時期である。
‥‥ソノカゼニマンマトヒッカカッテシマッタ‥‥
川ノ森千都子さんのアドベントカレンダー企画に参加させていただき、喜んで記事を書いた。
自分の予約は土曜日だったので、日本の午前0時の投稿のためには、9時間の時差によって金曜日の午後3時に投稿をすることになった。
その日はすでに頭痛と咳があったのだが、夕飯を作るという最低限の家事をかろうじてこなした後は具合の悪さは加速度を増し、そこから寝込んでしまった。
その前の週末に寝込んだ夫とは丸一週間の時間差で、私は何をする元気もなくひたすら寝て過ごした。
ありがたいことに土、日、月と休みだった夫が3日間全食事を作って、時にベッドまで運んでくれた。
一日に何度もハーブティーを淹れ、一日三度の *ホットレモンを運んでくれた。
*(ホットレモンというのは、鎮痛解熱剤入りの粉をお湯で溶かした風邪薬なのだが、これがひどく苦いのに変に甘く、人工的にレモンの風味をつけてある、オエっとする飲み物である)
夫のことをさらりと書いてはいるが、これは本当に本当に有難くて、彼には心から「Thank you」を言い続けた。
この数日というもの10歳以上老けたような病床の妻の顔を見るのも気分の良いものじゃなかっただろうに‥‥
しんどい中しみじみ思った。
連れ合いとは、なんとありがたいものか‥‥と。
風邪は楽しくない。辛くて、目も半分しか開いていなかった感じがする。
咳が止まらない‥‥。咳をしすぎて、あばらが痛くなった。
とにかく行動力が皆無だった。
そんな時に、お叱りをうけそうなのだが、
noteが普段よりたくさん書けてしまったのだ。
病床で「イギリスのクリスマス」と題したものを4つ書いた。まるでシリーズ化じゃないか(大げさな!)
でもそれは風邪で寝込まなければ書けなかったものだった。
からだはホンマに辛いのに、文章を打つことはできるので、書く間だけ気が紛れたのが、noteに感謝したいことである。
やっとやっと人間らしい気分になってきた。
寝て起きたら、明日はちょっと良くなってる気がする。
咳があるから、まだ ReSTOREにボランティアに出かけるのは無理だけど、家で肉まんとあんまんと作れそうなくらいは力が出そうだ。
風邪で寝ている間に思ったこと:
「風邪なので行けません」の連絡をした際「辛いんだ」と説明しているのに、メールの返事には同情のかけらもない。
グループチャットに「コロナ陽性だった」という人が増えてきた。
「うわ~、なんてこと!可哀想に~‥‥」「早くよくなってね~」「祈ってるよ~」ってみんなが反応する‥‥
(そりゃあそうだ、私だって断じてコロナを甘く見ているのではない。幸い、多くの陽性反応者が、”風邪ひいた”くらいの症状で済んでいる状況ではあるようだ)かつては風邪をひいても「それは大変、お大事にね~」って言い合ったはずなのに‥‥ どうやら風邪は「同情の余地なし」となったらしい。
教訓:
今風邪ひくと辛さはひとしおなのに、誰からも気にしてもらえないようだから、
風邪はひかないように~~!!
とにかく今はダメです、みなさん。
ウイルスが大好きな寒い季節です。世界中の(寒くない国でも)noter の皆さん、いくら風邪を引いた結果 noteが書けてラッキーだったといっても、
noteを書くために風邪はひかないでくださいね。
いや、それはないか‥‥ (´ー`)
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