#72 きゃらを企画エントリー6 ~英国の夏は可憐な花で彩られる~
引き続き、きゃらをさん企画参加します。英国の夏は忙しい💦
行ってみよ~。
Coast path (海岸沿いに続く遊歩道) は上ったり下ったりの繰り返し。
おかげでいろんな角度からの景色を楽しめる。
春から夏の小径には色とりどりの花が咲き乱れ‥‥
海に向かって視界が広がると、そこには一面ワイルドフラワーたちが思い思いに花を咲かせている。
突き出した崖の上を吹く風は強いのに、なんでこんなに愛らしく咲けるのだろう‥‥
このワイルドキャロットの花なんて、上等なレース編みの作品だって敵わない精巧な芸術品だと思う。
パノラマで見るとこんな感じ。なんてのどかな海‥‥
海にむかってそよそよ揺れている花々は可憐すぎる。沖のボートからの眺めもさぞかし素敵なことだろう。
英国の夏といえば、
パブの外観を飾る花々は圧巻。
このパブの建物が傾いているのは、目の錯覚ではない。実物のほうがもっとゆがんでいるかも‥‥
たぶんチューダー様式のこの建物は、15世紀終わりから17世紀初めに建てられたものだと思う。
建物といえば水平が当たり前。直線に慣れた私たちの目に、最初は違和感として飛び込んでくるけれど、チューダー朝のキャラクターは見れば見るほど愛らしい。
*
冬の寒さと海を吹き抜ける風の強さは、時に吹き飛ばされそうで怖くて立っていられなかった。 そんな長い冬を超えて、待ってましたとばかりに嬉しそうに咲いている野生の花々のなんと伸び伸びとしたことだろう‥‥
花々はどれだけの長い年月、変わることなくこの時期に咲いてきたのだろう。
そして、何百年たってもなおその魅力を失わずに立ち並ぶ英国の建物を見ていると、
果てしなく続くように思えるコロナ渦が、とうとうと流れる歴史の一幕でしかないという気になるから不思議だ。
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