#232 旅ログ 〜香港SIMカードやら四川料理やら〜
香港のセブンイレブンで7日間使えるという旅行者用のSIMカードがあるということを知った。
息子が数時間仕事に出ている間、絶望的に方向音痴の私は一人でどこへ行きどこへ戻ることもできないと思う。2日間だけでいいのだが、インターネット環境がないと30分も外で自立できる気がしなかった。
早速息子と最寄りのセブンイレブンへ。
携帯を取り出し「これをください」と見せた画面がこれ。
お店の方が「SIMならこれね」と出してくださったのがこれだ。
あれ?どういうこと?ネットには$79って書いてあるけど$33って!? (香港ドルなのでUSドルとほぼ一桁違って安いです)
しかも7日どころか30日間無制限で60GBまで最速。電話も5,000分かけられる!?
ホントにこれ?と念を押したけれど、「これでいい」と。
『違う〜〜!これ絶対使えないやつだよ〜』と心が叫ぶ。やたら叫んでいる。
でも息子は涼しい顔で買っている。
私が忙しく一人脳内会議をしている間に、息子は自分のIDやらなんやらを登録して、ちょっと苦戦した後、私のインターネット環境を確保してくれていた。ありがたや。
若者、頼れる!
お昼時に息子が、自分の住まいのそばのSichuan を食べに行こうと言う。四川料理だ。前から一度来ようと思いながら来る連れがいなかったと言う。
母はどんなダシになっても嬉しい… 「行こう行こう」
四川料理は辛い。知ってる知ってる。
そんなの常識だもん…
ならなんで全部辛いやつ選んだんだー?私たち〜
スープの色は極赤。
私たちは『口から火を噴きながら食べた』というよりも、テーブルの上のティッシュを引き抜いて、流れる鼻水をとめどなくかんだ。麺を『啜る』行為はムセるので自殺行為だと学んだ。
ただひとつ言えるのは、食後に出てきたキンモクセイの花のゼリーが喉ごし良くやけに美味しかったこと!
ほらね、何が幸いするかわからないって話…
実は本格的時差ボケで、今日も体調が狂っていてなんとも情けない状況。
息子にごめんね〜と言うたびに
「ぜ〜んぜん!お母さんが日本に着く頃に調子が戻ってるなら、かえって良かったわ〜」と。
書いているたった今、仕事帰りの息子からメッセージが。
明日休みになった、と。
今まで彼の仕事中、しっかりと休ませてもらったので、明日はきっと楽しめるはず。
もうすぐ彼女(息子の婚約者)もお仕事から戻ってくる。今晩は辛くない中華、味わってきます〜!
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