「ミッション乱高下!」第6話
「は?????」
「ん?」
「え??」
「どうしたの?」
「どうしたのじゃなくて」
英莉は、ハルカの両肩を掴んだ。地面にめり込むほど強く、肩に両手を押し付けた。
「怪物、倒せるんだ?」
「うん」
「何なの??」
「えっとー……これはー……」
ハルカが英莉から、後ろめたそうに顔を逸らす。英莉は肩をがっちり掴み、ハルカを逃さない。
「その……スカウト、のはずだったんだけど……」
「……スカウト?何の?」
「沖津先生を、超人界に、スカウト」
「どういうこと?」
ハルカはため息