建築まじりの京都日帰り旅vol.2
鳥取へ帰る17時過ぎのスーパーはくとまであと少し時間がありました。
北山駅付近でお昼ご飯を食べて地下鉄で烏丸御池までそして東西線に
乗り継いで三条京阪まで行き三条河原町、高瀬川沿いにある安藤忠雄さんの建築「TIMES」へ向かいました。
竣工は1984年
地上3階地下1階
構造はコンクリートブロックと鉄筋コンクリート
80年代安藤さんの勢いの残る建物です。
10年前に京都に住んでいた時はこの建物はテナントが入り当たり前に
商用利用が出来ていたのですが、(その当時はTシャツ屋さんがあった?)現在は特別なイベント以外は立ち入りができなくなっているようです。
ちょうどこの時期にイベントをしていたので中に入れるチャンスということで訪れることにしました。
開催されているイベントは1F本展で7名の作家さんによる展示
2Fではまた別の展示会が開催されていました。
「KYOTOGRAPHIE Team Photographers’ Exhibition ー POWER for PHOTOGRAPHERS by サンエムカラー」
限られた時間だった為どちらかというと建築物に目が行っていたので
おしゃれな展示物が抜群の装飾になってくれていました。(失礼)
本当は逆であるべき思考でみるべき展示会。。。
1階の高瀬川沿いにはベンチが設けられていてみなさん気持ち良さそうに
休憩されていました。
四季折々の京都の景色が楽しめる場所なんだろうな~
天井は設備類は全て顕しで無骨なのがまた格好良い。
照明のダクトレールはもともとあったのか新たに設置したのか
どちらでしょうか。
迷路の様な内部でこっちに階段あっちに通路であったり。ここは入っても良いのか?スタッフ用かな?以前テナントが入ってた時のバックヤード?というような天井の低い部屋に入っても作品が置いてあったりと
遊園地のアトラクションのような感覚を楽しめました。
2020年まではテナントが入り商業施設としては稼働していましたが
コロナの影響もありテナントが撤収し空きテナントになったようです。
ロケーションも良くこの複雑な作りが面白いのですが使いやすさの面では難しいのかもしれません。
勝手ではありますがこれからも維持して京都の街に残して欲しいです。
こういった建物を残す支援って何があるんだろう?募金とか?
私がテナントに入るのは到底無理ですが自分に何かできることは
ないのかな。
建物として素晴らしいのに維持管理が出来なくて朽ちていく
素晴らしい建築を見るととても寂しくなります。
今私が出来ることはこうやって発信することくらいでしょうか。
またこのことは記事にしようと思います。
帰りは京都駅で息子2人に新選組ちいかわキーホルダーを靴下を買って
スーパーはくとに乗り鳥取に帰りました。
日帰り弾丸旅行だったので体は疲れましたが
頭の中はリフレッシュ出来、充実した1日になりました。