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製造途中に舞い散った抹茶を再利用 地域ブランドをクレヨンに!

愛知県西尾市は、全国生産量20%を占める日本有数の抹茶の里。
西尾市の抹茶栽培には730余年もの歴史があり、抹茶の山地として、また「三河の小京都」として知られています。

そんな西尾市の地域ブランド「西尾の抹茶」を使ったおやさいクレヨンセットの商品製造をmizuiroでお任せいただきました!

地域ブランド「西尾の抹茶」とクレヨンづくり

愛知県西尾市では、抹茶の原材料となる「てん茶」を生産しています。日光を遮って育てた茶葉は甘み・旨味が増し、鮮やかな緑色になります。全国的にみても、抹茶に特化した生産地は西尾市だけです。

そんな西尾市と周辺地域の特産である「西尾の抹茶」は、特許庁の地域ブランドに認定されています。
今回ご依頼をいただいた西尾茶協同組合は、抹茶生産で全国有数の産地である西尾市周辺で栽培された茶葉を、地域ブランドとして他生産地より付加価値を高めることを目指している団体です。

「西尾の抹茶」の製造途中に舞い散った抹茶の粉末。この粉末は、従来は産業廃棄物として処分していたそうですが、SDGsの持続可能な開発目標として掲げられている「つくる責任 つかう責任」の目標に事業を通じて貢献していきたいと考え、本格的に再利用の道を模索していたのだそうです。

西尾茶協同組合の奥谷さんが、メディアを通じておやさいクレヨンの存在を知り、ご連絡してくださったことから、今回のクレヨン開発が始まりました。

抹茶のクレヨンの誕生

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おやさいクレヨンは、通常捨ててしまうような野菜の皮や外葉などを、一度パウダーにしてからクレヨンの原料である米油(ライスワックス)と混ぜて、クレヨンを製造します。

西尾産の抹茶パウダーは、とても粒度が細かく色鮮やかな抹茶色でした。最初からパウダーの状態だったため、抹茶クレヨンの試作もとてもスムーズに進みました。抹茶パウダーのみで充分に発色し、綺麗な抹茶色のクレヨンが完成しました。

パッケージデザインは、抹茶らしい色合いを使いながらも、小さなお子様も大人もつい手に取ってしまうような可愛らしい印象に仕上げています。
お土産としてもちょうどいいサイズ感で、お菓子の箱かと思いきやクレヨン...?!という楽しい驚きをお届けできるパッケージです。

【商品概要】
名称:おやさいクレヨン西尾の抹茶
発売日:2020年10月
価格:1,200円(税別)
容量:1セット(5色入り)

【購入できる場所】
道の駅にしお岡ノ山 ほか

食べものの固定観念を壊し、可能性を広げられるサスティナブルなクレヨン

先日、「おやさいクレヨン西尾の抹茶」100セットが、西尾茶協同組合から西尾市へ寄贈されました。寄贈されたクレヨンは、子ども家庭支援センターと療育センターの19ヵ所、児童館4ヵ所で活用される予定だそうです。

クレヨンを通して、西尾市の子どもたちが「西尾の抹茶」をより身近に感じ、地元ブランドの定着につながってほしいなと思っています。


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