「パルプ・フィクション」感想
ずっと気にはなってるけど、レンタルなんだよな…絶対好きなジャンルだけど有名すぎて、逆にあんま期待値上げすぎない方がいいやつの気がする…
と思ってた「パルプ・フィクション」が、いつの間にかPrime配信に来てたので観た。
期待してたより良かった!もっと早く観ればよかった!
この良かった感をどう表現するのがいいのか難しい。
命が軽くて血飛沫飛びまくり、ストーリーがないわけではないけど、物語を追うというよりは会話劇と登場人物の繋がりを楽しむ、という意味で、「スナッチ」とかに近い感覚。
だけど、そのタイプの作風にしては人物描写が柔らかく温かいような気がした。ホッコリ感多めというか。ユーモラス、チャーミング。
オシャレ映画だけど、得られるものはほぼ「萌え」に近いなと思う。
⭐︎5レビューの中に「イかれた奴らの日常系」て書いてあり、納得した。
「特に何が起こるでもないけど繰り返し観ちゃうんだよな〜」という魅力は日常系アニメに通じるところあるのかも。
ジャケットのビジュアルでも印象的で、この映画の象徴のようでもある「ミア」、いい意味で裏切られたというか、"魔性の女"なのは結局そうなんだけど、そういう感じ!?可愛すぎるだろ…
「ヴィンセント」を演じてる人すごい素敵なんだけど誰!?と思ったらジョン・トラボルタだった。「ヘアスプレー」のママしか観たことなかったので驚いた。
男仲間といる時はとことんワルぶるけど、女性の前だとキメるというより少し甘えた感じになる若いゴロツキって感じ。
観終わった後に裏話や小ネタを調べるのも楽しい。
気に入りすぎてもう3回くらい観た。
クエンティン・タランティーノ作品をあんまり観たことがなく「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」は良かったけどあまりハマらなかったので、他のも観たい。