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手洗い消毒に +ハンドケアを。「手守り習慣」が医療現場を救う、資生堂のHand in Hand Project 【PR研究所081】
概要
2020年、きっと人類が最も手洗いをした一年でした。
そんな語り部からはじまる資生堂のプロジェクトは、今までの手洗い消毒にプラスαでハンドケアを加えようという「手守り習慣」を提案します。
新型コロナウイルスの対策として、アルコール消毒や手洗いはだいぶ習慣化されていると思います。でも、しっかり洗うほどに手は荒れやすくもなってしまいます。アルコールやせっけんがしみると、十分な手洗いができなくなってしまいます。
そこで資生堂は、手洗い消毒にプラスαでハンドケアを加え、一人一人が手を守ることが医療を支えることになると考えました。またプロジェクトの一環として、対象商品の購入やSNSのアクションで医療現場へ寄付できるようにしました。
課題・背景
①アルコール消毒や手洗いが習慣になっているが、そのあとハンドケアで手を守るという習慣はまだできていない。
②資生堂が販売する消毒液やハンドクリームは、ハンドケアに特化したものが多い。
ターゲット
新型コロナウイルス対策をしている全ての人たち
医療現場
目的
①今までの手洗い消毒にプラスαでハンドケアを加えた「手守り習慣」を浸透させる。
②ハンドケアに特化した商品を展開する資生堂のプレゼンスを上げる。
インサイト
・ウイルス対策はしたいけど肌荒れはやだ。自分の手や大切な人の手を守りたい。
・なにかしらで医療現場の支援をしたい
#資生堂handinhand Project メッセージ動画「#手守り習慣で手助けを」篇
— 資生堂 ShiseidoCo.,Ltd. (@SHISEIDO_corp) February 10, 2021
一人ひとりが手を守り、感染予防を続けることが医療現場の手助けの一つにつながります。
本プロジェクトにご賛同頂き、この投稿のRT・引用RT・いいねをすると、
1アクション10円を #資生堂 から寄付します。
施策
今までの新型コロナウイルス対策に加え、「手守り習慣」を新たに提案。なかなか気づきにくいアルコール消毒や手洗いをすることの「副作用」な観点から切り込みます。
<意識変容>と<アクション>を2段階で設計しています。
<意識変容>
動画やHPなどでステートメントを明示。「手守り習慣」へ意識を持ってもらいます。
一人でも多くの命を守りたい。
だからこそ、一人ひとりが気をつけて健康でいて欲しい。
医療現場から届いた願いです。
2020年、きっと人類が最も手洗いをした一年でした。
これからも、まだ手洗いは必要です。
でも、しっかり洗うほど、手は荒れてしまいがち。
せっけんやアルコールがしみると、
十分な手洗いができなくなるという声がありました。
手洗いに、もっといたわりを。
手洗いか消毒に、ハンドケアを合わせた「手守り習慣」を。
一人ひとりが手を守り、感染予防を続けること。
それが、医療現場への手助けの一つにつながります。
資生堂は、「手守り習慣」を通じて、
ご賛同いただいた生活者や企業のみなさまと共に
心をひとつに予防に取り組みます。
その証として、対象商品の利益を、
医療現場のサポートのために寄付します。ー公式HPより
<アクション>
①商品を購入することで手助け
②オンライン上のアクションで手助け
の2つを用意。さまざまな形で医療現場へサポートができるようになっています。
結果
はじまったばかりなので今後の結果に期待です。
PRの事例として注目すべき点
PRの事例として注目すべき点は主に2つあります。
1つ目は、「手守り習慣」という新しい提案をしている点です。今まで、アルコール消毒や手洗いはさんざん習慣としていましたが、そのあとハンドケアする発想はありませんでした。確かによく考えるとセットで考えるべき習慣でした。
2つ目は、一人一人のハンドケアが最終的には医療への貢献につながっているんだと繋げたことです。「ハンドケアすることで次の消毒や手洗いがしやすくなり、ウイルス対策への良いサイクルができますよね」と提案するのが秀逸です。プロジェクトの一環で金銭的なサポートを行えることも素晴らしいのですが、「手守り習慣」の繋げ方によりとても骨太な提案になっていると思います。