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休園しているオランダの動物園が、街でライブ配信してファンをつける 【PR研究所094】
概要
新型コロナウイルスの影響で、一時休園を余儀なくされているオランダのブライドープ動物園。休園のためお客さんが直接足を運べない状態でした。
そんな中でも、動物園の散策を擬似的に楽しめるよう、動物園の各エリアをライブ中継するサイネージを街中に設置しました。
街を歩くと、画面には象やライオンなどがライブ中継で映ります。まるで動物園の中にいるみたいな感覚になってきます。
(PR edgeよりスクショ)
課題・背景
①コロナウイルスにより動物園などの施設が休園を余儀なくされている
②人々が動物と触れ合う機会が減ってしまう
ターゲット
オランダ市民
目的
①休園を余儀なくされている動物園の経営を維持するため
②人々が動物と触れ合う機会をできるだけ増やすため
インサイト
動物を見ることによる癒し
(まさか街の中でリアルタイムに動物園の様子が観れるとは思っていない)
施策
動物園の散策を擬似的に楽しめるよう、動物園の各エリアをライブ中継するサイネージを街中に設置しました。
街を歩くと、画面には象やライオンなどがライブ中継で映ります。まるで動物園の中にいるみたいな感覚になってきます。
AD.nlによると、サイネージのQRコードから、スマートフォンで動物園の寄付が行えるようになっているそうです。
結果
調べても定量的なものとしては見つかりませんでした、、
PRの事例として注目すべき点
PRとして注目すべき点は主に1つあります。
それは、「動物園」と「日常生活」の間にワンクッション入れるような形で上手に動物園の存在を思い出させていることです。
リアルタイム中継の動画を街に設置されたサイネージで流すのは、まさに「動物園」と「日常生活」の間に入り込むようなものです。動物がもたらしてくれる癒しであったり雰囲気であったりが、ふらりと日常に入り込むことで思い出します。
動物園に行きたいなあと思わせる仕組みや、そのまま寄付に貢献できる仕組みもよく考えられているなと思います。