スマホ財布なし!レッドブルだけを通貨としてヨーロッパを横断するチャレンジ 【PR研究所091】
概要
「翼をさずける」をキャッチコピーとするレッドブル。もはやエナジードリンクを売る会社ではなく、スポーツやあらゆるエンタメを中心に「挑戦をサポートする会社」の位置付けになっていると言えます。
そんなレッドブルは、「レッドブルだけを通貨として7日間でヨーロッパ横断できるか?学生限定トラベル・アドベンチャー『Red Bull Can You Make It? 』」を開催しました。
なんとスマホ財布などの所持品は禁止され、レッドブルだけを通貨としてわらしべ長者を行い、7日間のマラソンを走り切るというものです。
課題・背景
学生に対してレッドブルを選んでもらえるようなブランディングがしたい
ターゲット
世界中の学生・若者
目的
学生のインサイトを組み、レッドブルの「翼をさずける」ようなブランドを想起してもらえるようにする。
インサイト
「一生に一度の冒険」がしたい。
SNSで情報には簡単にアクセスできるけど、もっと刺激的な体験・挑戦をしてみたい。
施策
エントリー→選抜される→「Red Bull Can You Make It?」に挑戦
という流れで進みます。1チーム3人制です。
まずエントリーでは1分以内のチーム紹介動画を作成してエントリーします。そして応募締め切り後オフィシャルサイトで動画が公開され、エントリー動画の中で「いいね」の数が多かった日本の上位5チームがイベントへの参加権を獲得します。
(2018年は世界から200チーム600名が参加し、日本からは3チームが参加しました。)
当日はスマホ財布などの所持品は禁止され、レッドブルだけを通貨としてわらしべ長者を行い、7日間のマラソンを走り切ります。
(↑2018年大活躍したチームの体験記がめっちゃ面白いのでどうぞ)
結果
なかなか見つからなかったのでもし知ってたら教えてください🙏
PRの事例として注目すべき点
PRとして注目すべき点は主に2つあります。
1つ目は、エントリーする時点でレッドブルの認知を広げることにつながっていることです。「いいね」数が多い順に選抜されていくことで、プロジェクトに対する注目と熱狂はエントリーの段階でも大きいものになります。
2つ目は、「翼をさずける」から分かるように、挑戦する人をサポートするブランドとして高く機能していることです。レッドブルをわらしべ長者してサバイブするのは、紛れもなく挑戦の一つです。学生のインサイトを組んだ刺激的な挑戦は、レッドブルのブランドをさらに高めるものとして機能しています。
※2020,2021年は残念ながら新型コロナウイルスの影響で中止になっているようです。