24時間で12,000の奇跡を起こす カナダWest jet航空のクリスマスPR【PR研究所024】
2015年のクリスマス、カナダのWest jet航空は、24時間に12,000件の奇跡を起こそうと、社員全員がサンタになる大規模なキャンペーンを実施しました。
当日は航空らしく(?)司令塔が用意され、19地点でおこなわれるさまざまなサプライズを見守っています。当日は、青いサンタ帽子をかぶったCAや青サンタがまちを駆け巡りました。
West jet航空は「サプライズで笑顔を届けると、もらう側も、あげる側も幸せになる」として、世界10カ所でいっきにサプライズをはじめました。
ロンドンでは子供たちにおもちゃが配られたり、ニューヨークではホームレスに暖かい毛布が配られたり、、、
そしてなんとLAでは、番組観覧者に、カナダはバンクーバー往復チケットが配られました、、!!
航空を利用している乗客はもちろんのこと、街にくりだした青サンタは、サプライズで奇跡を起こしまくります。
(なんと最終的には31,793のサプライズをしたそう)
West jet航空のキャンペーンは予定されていた12,000を大きく上回るサプライズを起こし、反響も大きなものになりました。
PRの事例として特に注目すべきは1点あります。
大規模なサプライズを通して、West jet航空は「サービスが良さそう」「楽しく旅行できそう」などのイメージアップに繋がっていることです。航空会社なのでいろんな国に拠点があることを強みにし、10カ国でキャンペーンを行いました。当日はWest jet航空のイメージカラーである青をつかうことで、イメージしやすいようにしています。キャンペーンと会社の良さが結びついたPRです。