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ハッシュタグで献血登録。SNSの簡単なアクションで誰かの命を救う Hashtags for life 【PR研究所066】
南米はペルーの人口は3,000万人ですが、そのうち献血登録をしているのは1250人しかしませんでした。
赤十字は、この現状を改善するべく、ハッシュタグに自分の血液型を載せてSNSに投稿するだけで献血登録ができるプロジェクトを始めました。
その名もHashtags for life。これにより登録者数は1800%も増えたそうです。
Hashtags for life(=命を救うハッシュタグ)は、誰でも簡単に参加することができます。
「自分の血液型(A B O AB)」「RH(+ or −)」そして「PERU」の3つを並べてSNSに投稿するだけです。
赤十字の管理するデータベースに、SNSアカウントと血液のデータが保管され、助けが必要なときに通知がいくようになっています。
(データベースで一覧になってます。公式ムービーよりスクショ)
この参加のしやすさから、続々と登録者が増えていきました。またこのプロジェクトをメディアが多数取り上げたことで、登録者はプロジェクト前の1800%にも増加したそうです。
その後は、南米を中心に世界各国でもプロジェクトを実施する流れができていったそうです。
PRの事例として注目すべき点は主に1つあります。
それは、SNSの「参加しやすい」という利点を存分に活かしていることです。近年、クラウドファンディングや署名運動などもSNSと紐付けて行われることで大きな結果につながるパターンがあります。
具体例を一つ挙げるなら、新型コロナウイルス感染拡大防止のため営業停止を行う文化施設に対する国による助成金を求める活動、Save Our Spaceなどです。
このように「参加しやすい」という利点を、プロジェクトにおける「行動を起こしやすい」応用ができているPRだと考えます。ちなみにこのプロジェクトは2016年カンヌでモバイル部門ゴールドを受賞しています。