寂しい気持ちを忙しさで埋めない。そう自分と約束しよう
夫さんの単身赴任がスタートして子どもとの3人暮らしがいよいよ始まります。
このタイミングで自分としっかり向き合っていないと、うまくこれからを過ごせないなと感じたので、noteを使って自分の気持ちを整理しておきたいと思います。
夫さんがいなくなったこの部屋で
ぎりぎりまで仕事をしていた夫さんは、引っ越しの前日にすべての荷物をまとめ、その次の日には赴任先に引っ越していきました。
夫さんは持ち物が多い人ではなく、ほとんどの荷物はクローゼットにしまわれていたんです。だから、家の雰囲気は今までとそんなに変わっていません。
でも、クローゼットや靴箱を開けると、ぽかんとあいたスペースが意図せず目に入ってきて、「もう行ってしまったんだなあ」と現実を突きつけられる。
そのたびに寂しさが押し寄せてきて、涙がこぼれ出そうになります。学生時代に恋愛していたときのような気持ちのざわつきに、戸惑いが隠せません(笑)。
一人で暮らした経験がない
なにかと理由をつけては、28歳まで実家暮らしをさせてもらっていた私。実家をでたのは、夫さんと同棲を始めるときです。
思えば、一人で暮らした経験がありません。シェアハウスで生活できるほどの社交性やコミュニケーション力は持ち合わせていないけれど、普段の何気ない会話ができなくなることへの不安感が今は強いです。
いつも大切な誰かがそばにいて、支えてくれていたんだということを今更実感しています。
子どもが2人いるので一人暮らしではないものの、一番近くにいた自分の気持ちを素直に話せる存在の夫さんが隣にいないことに、不安な気持ちが湧いてきています。
寂しい気持ちを忙しさで埋めないように
そう思ったとき、一番最初にでてきた思いは「この寂しさを何かで埋めなくては」という焦りでした。
圧倒的に人と話すということが足りなくなるし、ひとりでいると寂しい気持ちばかりがでてきてしまう。空いた時間を埋めなくてはという思考がでてきたんです。
でも、そこでハッとしました。忙しさでこの寂しさを埋めてしまったら、それで自分のペースを崩してしまったら、それは私が望む生活ではないなと思えたんです。
だからここで「この寂しい気持ちを忙しさで埋めない」ことを自分と約束します。
自分のペースで過ごす日々を組み立てていこう
誰かと生活をともにすることは、簡単ではないですよね。生活習慣が違うし、大切だと思う価値観も、優先順位もなにもかもが同じではないから。
それでも、一緒に生活をともにする人がいてくれるということに私は幸せを感じています。
だからこそ、今はどんな感情よりも寂しさがまさっている。
でも、寂しいと言えること、素直に涙を流せること。まずはその事実に感謝しようと思います。
寂しさを無理に埋めようとせずに、寂しいときは寂しいと言って、思う存分泣いて、ゆっくりこの家で子どもと3人で過ごす日々を組み立てていきたい。
そして、夫さんが戻ってきた日には、4人で過ごす時間をおもいっきり楽しめたら嬉しいな。