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同棲年上彼氏の貯金額を初めて聞いた話

残業帰りの夜、お酒とつまみでゆったりしている時
なんとなく見ていたYouTubeで
「で、貯金いくらあるんですか」
「じゃぁお前だけに耳打ちで言うわ」
という流れがあり
それに便乗して目の前の彼氏に
「じゃあ貯金いくらあるんですか!」
と言ってみた。
お酒とつまみの勢いで。
とか言うのは言い訳で、普段から聞いてみたかったので自然と流れが出来て心から良かった〜ありがとうYouTube〜と思っていた。
同棲始めたのは、私の一人暮らしのマンションに彼が転がり込んできた形なので、一緒にお金の話をするタイミングというかキッカケが掴めないでいた。

「いや、ほんと無いよ、5円」
「もう!いくらあるんですかぁー!」
「、、〇〇万」
「いくらある、、ん?え?」
「無いから焦ってんねん実は。」
「〇〇万?実家暮らしの時にためたりしては無いん?」
「毎晩飲みに行ってたの」
「なんでためんかったん?」
「俺奨学金もあるし」
「いや、毎月2万くらいためたりしてもさ、」
「今それ言う?」
「誰も今まで言わんかったんじゃろ?」
「まぁ、せやな」

私の1ヶ月の手取りより少なかった。
衝撃すぎて凹んだ。

「冷蔵庫買えんじゃん」
「一括で買わんやろあんなもん」
「え?そうなん?割り勘しても?」
「風呂行ってくる。」

凹んだ。

電化製品も
引っ越しも
結婚指輪も結婚式も
コロナが落ち着いたら行くって約束している旅行計画も
あれやこれや無理?

性格悪いとは思いながらも
彼がお風呂に入っている間に
彼の年齢の平均貯金額とか調べたり、
公務員の元カレを思い出したりしてしまった。

もうさ、せめて金貯めるか痩せるかどっちかは出来んのん?
どっちかでもええから、ほんと、頼むで?

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