見出し画像

偉い人に好かれない個性

上司の上司に、私は目をつけられている。
偉い人に、どうやら私はハマらなかったらしい。
上手く成績が伸びなくて
悪い意味で注目され始めてから
ちょくちょく「ミーティング」と言って
後輩の〜ちゃんや、本部の〜さんと比べれて
お気に入りメンバーと私を比べて
私が凹むようなセリフを言うのを楽しんでいるような雰囲気でミーティングされて
そんな感じの日々で。

芸大のファッション学科に通っていた大学時代は
「多数に支持されなくても良い!良いと思ってくれた人に刺されば良い!それで支持されていれば幸せ!」
ぐらいの感じで、みんなそうで。
だから個性の塊で。
まとめられたり比べられたり、そういうのが無いし、ほぼもう自分との勝負で。だけど好きなことでは負けなくないし、評価して欲しいし。
みたいな、バチバチのやる気と、
これがこのまま仕事になったらブラック企業とかそういうのじゃ無くて、また違う何かだ。
と思いながら、夕ご飯にコーンフレークを食べながら
私は徹夜でミシンで服を縫っていた。

今、この仕事は
統一感の塊で。
人と違うことをすれば、気に触れる人がいて
ちょっとでもはみ出すとミーティングで。
適当に頼んだブラックコーヒーを、ペコペコしながら奢ってもらう(多分経費)
それで、比べられて、失笑されて、なんか喝みたいな一言言われて、
頑張る気も何も無いのに
「はい、頑張ります」
とだけ言うて。

偉い人にハマらない。
成績の話でミーティングするんだけど
きっとそれ以外でも普通に
私のことが好きでは無いらしい。
私が楽しそうにすると、冷たくされる。
自分が楽しかったり、この時間が気持ちが良い
と思えることが、好きなことだったり個性であるなら
この会社にいる限り、私の個性は無くて良いっぽい。

個性がどんどん死んでいる。
さよなら情熱。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?