瑞穂市議会 本議会3日目 ~一般質問❶~ R2/6/24
令和2年6月24日(水)
一般質問は、もっともはなやかで意義のある発言の場
一般質問とは・・・議員になったとき渡される”議員必携”によると
『議員は、市の一般事務について、議長の許可を得て、質問することができる」瑞穂市議会会議規則
『質問を行う目的と効果は、ただ単に執行機関の所信を質したり、事実関係を明らかにするだけにとどまるものでは決してない。所信を質すことによって、執行機関の政治姿勢を明らかにし、それに対する政治責任を明確にさせたり、結果としては、現行の政策を変更、是正させあるいは新規の政策を採用させるなどの目的と効果がある』
『政策に取り組み、政策に生きるべき議員にとって、一般質問は、もっともはなやかで意義のある発言の場であり、また、住民からも重大な関心と期待を持たれる大事な大事な議員活動の場』
瑞穂市議会6月定例会もいよいよ一番の山場「一般質問」が行われています。今日までの流れは下記の通り
❶日目(6/11) 議案説明 執行部からの議案の提案説明 ※詳細議案説明
❷日目(6/17) 総括質疑 ※市長提出議案について総括的な質疑
委員会付託
(6/18.19.22) 委員会審査(総務、文教厚生、産業建設)
現在ここ↓↓↓
➌日目(6/24) 一般質問① 午前3人、午後2人 ※杉原議員欠席
❹日目(6/25) 一般質問② 午前3人、午後3人
❺日目(6/26) 一般質問③ 午前3人 合計15名
❻日目(6/30) 委員長報告・質疑・討論・採決
議会のスケジュールやその内容、役割などについては別の記事で!
以下、一般質問の要旨 議場でメモしたため不十分 正確なものは、3か月後議会事務局のHPに掲載されます。また、3か月後9月に議会だより(今年は委員長)にて確認できます。
※( )内は馬渕の独り言
広瀬武雄議員 9:00-9:55
1.市長選の公約「健幸都市みずほ」の基本政策の進捗状況について
市長>障害者施設の新設 障がい者福祉計画に入れていく
市長マニフェストに基づき進めている
広瀬>市長タウンミーティング100やると約束した(やっていない)
職員の人材育成が必要
2.JAぎふ穂積支店の買収について
広瀬>どのような目的で行うのか?
都市整備部長>短期的に混雑を解消する
3.デジタルシチズンシップ教育の導入について
広瀬>情報活用能力 基本の資質となる
教育長>不登校の家庭でも授業をみられる(タブレットを利用してほしい)
4.改正社会福祉法について
今木慶一郎議員 9:55-10:45
1.穂積駅周辺整備について
県調整監>瑞穂市の公共施設整備基金を利用して整備する。国県の補助金ない
Q 瑞穂市だけで負担するものか?
A 用地事前取得は、計画ができてから(現在その計画がない)
Q 土地開発公社は何のためにあるか?
A 土地取得・処分・管理・公有地拡大のため
Q メリットとデメリットは?
A メリット<金融機関から資金の借り入れ、先行取得できる、代替用地も取得できる、補助金受けられる、補助金で平準化される
デメリット<土地が塩漬けとなった時利子負担が増える
そのため、人口減少の時代で土地価格などを見極めて行っていく
( 穂積駅利用者の声は?利用が想定される近隣自治体からの支援は?)
2.狂あい道路と空き家対策について
Q 現在、市内の狭あい道路はどれくらいあるか?
A 4m未満の道路 142.5km(全体の28%)
■ 空き家解体・除去の補助金を要望する。 国補助金で対応してほしい
不動産屋など仲介の情報プラットフォームが必要
552軒の特定空き家を確認
松野藤四郎議員 11:00-11:30
1.保育所整備計画にについて
Q 現在の待機児童、洗剤待機児童数は?
A 待機児童0人 潜在待機児童26人>希望の園に入れない人
生津保育所の整備を早急に進める 土地がなかなか買えない
Q 潜在待機児童の解消は進めるべき
A 生津保育所、牛牧第1か2保育所の整備を進める
■ 本田保育所は河川敷に建設されている、解消してほしい
2.複合災害時の避難所マニュアル作成について
Q 避難所運営マニュアルは?
A 瑞穂市避難所運営マニュアルは作成済
岐阜県避難所運営ガイドラインの指示によりコロナ対策追加あり
令和2年5月策定済
職員で防災訓練を実施した → HPに掲載
避難所の備品を購入する(間仕切り・段ボールベット・体温計・ボートなど)
Q コロナのため避難所の定員も減らさないといけない
A 分散避難を勧奨 友人宅や車中避難、実家等を利用
Q 民間施設(会社等)を利用した避難所は?
A 自治会長の依頼があれば民間会社へ橋渡しする 中間支援する
Q 消毒液、マスク等備品の備蓄は?
A マスク、非接触型体温計を今回の補正予算で購入予定
校区の備蓄倉庫にも配備していきたい。
Q コロナや避難所の患者を診察する医療保健関係者との連携は?
A 7/2 本巣医師会と協議・相談していく
Q 社会福祉協議会委託のボランティア受付体制は?
A 6/5 全国社協連絡協議会で指針 専門職のボランティアも含めて募集
Q 防災時の他自治体との防災協定体制は?岐阜県域では?
A 県外では、東京都瑞穂町 県内では連携都市圏で相互連携協定を締結 車両・物資の提供
3.歩きスマホの使用禁止について
Q 歩きスマホの注意について
A ワイワイ会議でも議題にあげてみたい 調査して社会実験する
アジサイ市、金曜市、イルミネーションなどあり忙しい?
■ 歩きスマホ禁止条例の制定を求める
市長>理念条例は費用も掛からず制定するに越したことはない
4.河川整備について
Q 天王川河川の樹木等の現状は?
A 県と現地視察して要望 出水時河川パトロールも
岐阜県と協議している 県と市で情報を共有している
Q 伐採工事の連絡があったが伐採されなかった、なぜか?
A 下流から伐採する予定で県からの予算も付いていた
住民から反対があったため中止した
■ 一部の住民から反対があっても公益に資することは進めるべきだ
Q 防災面の不安はどうなっているか?
A 水防拠点と位置付けられている 国の危機管理施設 河川防災拠点
若井千尋議員 13:30-14:26
1.コロナ禍を踏まえた防災・減災対策について
Q 多くの避難所が必要となる 市有地を増やす必要がある
A 市施設を増やす計画はない
Q 在宅避難、友人宅避難など分散避難が必要 市民への周知は?
A 避難所マニュアル 自らの命は自らで守る 広報チラシで 6/26自治会
民間避難所を増やしていく 企業の仲介をする
Q 避難所の健康管理と衛生用品の整備状況は?
A 避難所の3蜜を防いで行う 感染症マニュアルで指示が来ると思う
現在の避難所マニュアルは暫定版
Q 地方創生臨時交付金を利用して備品の整備をするか?
A 避難所生活環境確保事業補助金(県)を利用した整備も進める
瑞穂市にいくらくるか確定していない
■ 補助メニューがある時に備えておくことが必要
Q 学校等避難所の窓ガラス飛散防止シートなど購入する予定があるか?
A 学校以外 国補助なし
学校 学校施設改善環境交付金 防災事業交付金
児童生徒等の安全を確保するため 400万円以上事業費が必要
教育委員会と協議 廊下側の窓ガラス飛散防止済み 調査していない
教育委員会学校整備の計画に乗って整備していく
■ 現状確認を求める
2.フレイル検診について
フレイル検診とは、75歳以上 加齢に伴う衰え
社会的フレイル 身体的フレイル ・・・
各市区町村で行うとなっている 介護が必要となるま前の段階
→フレイル状態(虚弱状態)
Q 実施時期は各市区町村で異なる 本市の状況は?
A 本市では「すこやか検診」にフレイルの質問項目を入れている
疾病予防 糖尿病から それ以外は後年度 5343名/2242名 22.2%
Q フレイル検診のデータをどのように活かすか?コロナ禍において
A 介護の状況 75歳以上5800人 要支援・介護 1385人数24%
( 具対策なし)
A アウトリーチ(訪問型)家で出来る運動器具貸し出し 受診率向上
本年度策定予定の老人福祉計画・健康福祉計画で検討していく
Q フレイル予防等を民間に委託しては?
A NPO法人などがある
3.困窮者支援について
■ 貧困、育児、介護、医療が一括して相談できる体制が必要
8050 行政の相談窓口が分かれているから困る
Q 困窮者に対するワンストップ窓口が必要
(利用者目線で 市役所モニター導入?)
A 現状ワンストップになっていない 担当を呼ぶか利用者を誘導
地域福祉計画に入れて検討していく
Q 相談を受けた後が重要 伴走型の支援 社会的孤立の解消が必要
A 福祉総合相談センター(社協)2019年で2件 2020.4月1ヶ月で 34件
市長>コロナ禍では分散避難を原則に 要介助者を把握 車中避難
地域の連携を整えていく 災害予防 国政策を見て行っていく
若園五朗議員 14:27-15:27
1.JR穂積駅周辺整備整備計画についてQ 穂積駅整備の概要は?
A 瑞穂市のJR穂積駅はポテンシャルが高い 推進すべきもの
都市基盤がない 地域環境整備が必要 あるべき姿を整備計画に載せる
整備研究会の提言を基に整備を進める R4年度の都市計画決定を目指す
様々な場合を想定した財政シュミレーションを行う 面的整備も進める
(周辺市町にも大きなメリットがあるので資金的、利用方法を相談必要)
Q 整備スケジュールは?
A 地域の意向 区長自治会長 JR穂積駅周辺整備検討委員会
説明会開催1月末、3月末 土地所有者対象の意向調査
検討委員会と協議 計画図を基に地元協議 整備範囲、事業規模を協議
令和2年度末に都市計画原案を策定する
(他市や本市の駅利用者の意見は?)
令和4年度の都市計画決定を目指していく
2.農業政策について
Q 新規就農の現状は?
A かき農家3名 いちご農家1名 アスパラ農家1名 R3いちご農家
Q 農業者への上乗せ補助をしている自治体もあるが。
A市では追加補助はない 他市を参考にして検討していく
3.市道路整備計画について
Q 農業振興地域など今の土地利用の現状は?
A 農業振興地域の市基準がある 代替地がない 農業に支障を及ぼさない
などの基準をクリアできれば建築できる
Q 農振地域の適合基準の変更は?
A 中地区100人減、西地区270人減 中・西地区の人口減少は重要な課題
農業振興地域の規制緩和を行う
500m2以内 中小、西小の通学圏内 産業建設委員会で説明済み
R3年4月から
Q 大月多目的広場周辺道路整備は?
A 広場西の南北道路を拡幅整備する 歩道付き14mを作る
Q 整備効果は?
A 中山道大月多目的広場来場者の利便性 多数利用者があると想定
就農者があり観光農園と組合せた利用 新たな販路拡大につなげていく
4.新型コロナ対策について
Q ●●の5差路に事故はあるか?
A 2018年 6件 / 2019年 7件 / 2020年 1件
Q 信号設置の基準は?
A 地元自治会からも信号機設置要望あり
交通量 事故の数 優先道路との格差
公安委員会より回答あり
「一時停止対応ができる交差点は信号機を減らす」
交通量の著しく増加することが必要 カラー舗装は有効
信号つけてもダメなところはカラー舗装で整備していく
Q 学校におけるタブレット整備
A 学習の保証をする 8/8−8/18・17 12/27−1/4 土曜授業なし
Q 感染リスク 感染予防ガイドライン 検温 給食感染配慮が必要
A 学校独自のガイドライン 衛生管理マニュアルを参考にして
Q 学習進度が早くなるのではないか 学習についていけない子
A アンケートでは、コロナ休校中の学習時間が
1~3時間の小学生73% 中学生84%
学習に不安があると回答した子は個別に相談対応している
ICTを利用した授業参観のライブ中継もしていきたい。
瑞穂市は学校の欠席が少ない 現在不登校は1/4に減っている
先生と児童のコミュニケーションが良かった
(タブレットの持ち帰りを認める必要がある)
Q 避難所についてもっと整備しては?
A まずは自助 分散避難を進めていく 補完意味でマスク等も備蓄する
市長>理念条例の制定は必要だと考えている
感染症対策条例制定に向けて検討していく
訪問型健康づくりが必要 市の行事は、ふれあいフェスタ中止
以上、一般質問の馬渕聞き取りメモでした!気になることがありましたら馬渕ひろしか、お知り合いの議員さんに聞いてみてください。
いよいよ明日は、馬渕ひろしの一般質問。6/26 9:00からです。