books.or.jpが大バズり中です
books.or.jp
HONZでも一緒だった友人の中野さんが、Xで呟いたことでbooks.or.jp が大バズりしています。
そもそも今、出版業界では業界統一の書誌インフラとしてBooksというデータベースを整備しています。
大雑把に言うと、本の出版を決めた出版社が発売前にそのデータを登録し、そのデータを元に取次の流通情報や書店の仕入れなどが行われているというイメージ。
このデータベース構築には20年にも近い月日が経っていますが、その経緯はおいておいて、すべて「出版社」がデータをつくっているというところがポイントです。
もともと出版業界は、発売の4~5日前に「この本を配本して」と取次の窓口に商品を持ってくるところからスタートするような状態でした。これだともちろん、年間計画どころか月次の業量も見えません。スケジュールの早期化、見える化によって業界のモノとお金の流れを大きく変えたのがこのプロジェクトです。
①出版社、書店、取次など業界関係者が使う Books.PRO
に加えて、
②誰もがアクセスできる Books というのが公開されています
これに登録することで、書店やAmazon等のネット書店にもデータが流れていく仕組みも構築されています。
編集サイドからは「そんなに早く情報出して何の得があるのか」といった声もありましたが、こうやって一般に認知されることでもっと面白い動きも出てきそうです。
詳しくはこちらを!
参考)日販通信noteより
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