どうしてわたしはあの子じゃないの
小さなころから何度も何度も心の中で言ってきた言葉。
わたしより友達が多くていつも楽しそうなあの子
わたしよりダンスが上手なあの子
わたしより肌がきれいなあの子
わたしより成績が良いあの子
わたしよりお小遣いが多いあの子
わたしができなかったことを全てやってきたあの子たちになりたかった。
あの子たちもそれぞれ悩みはあるのだろうと自分に言い聞かせてきたけど、それでも羨ましくて憎かった。
この本を読んで、みんな同じ気持ちだったんだなとわかった。
どこに住んだって環境を変えた