万が一の為の「行動記録」

コロナウイルスに罹患すると、2週間前から行動の履歴を訊かれる、という話は以前からよく耳にするものの、今までそれについて何の対策もしていなかった。と言うか、そこまで気が回っていなかったのも事実。コクヨさんのこのツイートを見て、私も行動記録を付けようと決めた。

もしものことがあると、2週間前くらいから行動の履歴を聞き取りされるらしいのですが、2週間前にどこのスーパー行ったとか絶対覚えてないよね、と思って在宅勤務がはじまったくらいから寝る前に手帳に書くようにしてます。あと散歩コースとか。

— コクヨのぶんぐ (@kokuyo_st) May 19, 2020

大体家に居るし、きっとほぼ毎日書く内容って変わらない気がするけど、出掛ける時はそこそこな時間、外に出てるし、と思った。実際のところ、2週間前に外出したかどうかとか覚えてる？私はねー…覚えてないな…。

正直「日記」という程大げさなものにはしなくて良いと思っている。
・何時に起きたか
・起きた時の体温
・何時にどこに出掛けたか(家を出た時間と帰ってきた時間)
・何時に寝たか
くらいで良いんじゃないかな。外出してなきゃ3行くらいで終わる記録だ。

でももしかしたらこの記録が後々役に立つかも、と思えば、この先続けてみるのはありかなと思う。自粛解除したからと言って油断ならない状況が続くことは目に見えてるし、続けるとなれば年単位の記録になることは間違いないだろう。でもきっとそれに意味があると思う。

これを全部Twitterとかにメモ書きするわけにも行かないし、もっと言えばモバイルデバイスに入れたら自分以外誰も見られないじゃん。手帳に書く、という事に重要性があると思っている。何なら一番後ろのページに自分の名前と血液型と誕生日だけ書いておけば簡易的な緊急カードにも出来るし。簡単に英文付けとけば万が一日本人以外に拾われてもなんとかなるかもしれないし。常日頃から持ち歩いておくことが大前提なんだけど。

誰しも家で倒れるとは限らない。だからこそ、持ち歩ける様なものに記録を付ける、という事は大いに意味があるのではないだろうか。この人の家がどこかわからない。知り合いは誰なのか。名前は。年齢は。誰も知らない中、自分が意識を失い、どうにも出来ず死んでいくのはほとほと困る。だったら、多少のリスク(プライバシーを持ち歩く)を負ってでも、必要なものかもしれない。

一先ず今日から書き始めることにした。今日は家から出ても居ないので、本当に3行になる予定(寝る時間を書いたら終わり)。長らく使い損なっていた文房具を消費するチャンス、という事で、しっかり継続していければと思っている。

無駄な労力になってくれることが一番良いんだけどね、こればっかりは。