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ため息俳句 旅こころ

本当に急に冬になった。
昨日、老いたる夫婦は、炬燵をしつらえた。
そうして、炬燵生活となった。
快適である。

知り人が、木曽の土産に届けてくれた。好物だと何時言ったのだろう。

炬燵こたつして鮭の茶漬けに酢茎漬すんきづけ


駒ヶ根の千畳敷カールから木曽をめぐったのは、もう四年も前か。麓は紅葉であったが千畳敷カールは、雪景色であった。

今月の末頃、夫婦でちょっと旅に出ようということで、指定席券の確保に駅までいくと、みどりの窓口が廃止されていた。上りの一駅先にはあるらしい。
ネットでも予約できると知っているが、そういうものは自分とっては酷くやっかい、一回では大体成功しないのが常である。
しかたないので、図書館へ行くついでにしようと引き返してきた。

風の冷たさは、冬。
今度の旅は、紅葉見物でもある。
紅葉は秋というのも、どうだろうか。

木枯らしの知らせもあった。

枯葉焼く旅のノートを焚きつけに