ため息俳句92 梅雨入り前
明日には梅雨入りするかも知れないと、そんな予報であるが、今日はすっかり夏模様で人々の服装も身軽になっていた。
所用ついでに、緑の王国という深谷市の緑化公園に立ち寄った。
この公園は、自分にとって季節の変化を感じ取る、謂わば定点観測のポイントのような場所になっている。
あたりは緑は先に訪れた時に増して濃くなっていて、いつの間にか新緑の季節は過ぎていったようだ。
今日は、梅雨入り前に華やぐグリーンガーデンが楽しかった。
公園に入って花水木の歩道から望むことが出来る池の端の花しょうぶがまず美しい。
花菖蒲ぽうんぽうんと一列に
雨はまた誰を連れ来る花菖蒲
いづくにか白き月ある花菖蒲
さてさて週明けから憂鬱な雨季の始まりである。