ため息俳句 コッペパン
お昼にどう?と、家人がコッペパンを買ってきた。
近くに専門店ができたの知っていた。
先日、自分もその店を通りかかった、ちらっと覗くとお客さんだったか若いお姉さんが見えた。
口にすると、そのコッペのしっとりと柔らかいのに驚いたのであった。
コッペパンを手にとると、子供の頃を思い出す。
懐かしいし、また、ちょっともの哀しくもなる。
当時、コッペパンは給食のパンよりずっと美味しいものであったが、ひとりぽっちで食べることが多かった。
両親は、朝早くから働きに出ていたので、土曜日などは家に帰ると、コッペパンが、ぽいっと卓袱台に置かれていたような、記憶がぼんやりあるのだ。
コッペパン指先凍えいつかの日
コッペパンも好きだが、コロッケパンと焼きそばパンも好きだ。
そういうと、コッペパン屋さんでも、コロッケと焼きそばをサンドしたのがあったというので、今度はそれにしてと、お願いしたのだ。