ため息俳句 待つ宵月の翌朝に
昨晩、旧暦14日の月は、小望月。
これを待つ宵月という。
今夜は、十五夜中秋の名月、望月。
昨夜の月は、今夜の月を待たれるという気分の命名である。
風雅ではないか。
そういうわけで、小生も古女房との会話も途切れてしまったので、ちっぽけなベランダに出て、月を眺めた。
・・・・・、ここで一句思い浮かぶのが、詩心のある方々だろうが、なんも感じない。
ようやくに。
つれづれに物干し竿の小望月
「八番日記」にだってこうある。
翌の夜の月を請合ふ爺かな 一茶
今夜は、天気予報でも請け合っていた。