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ため息俳句 Tシャツ

ひと夏に褪せしTシャツ干してあり


 Tシャツにジーンズかチノパン、普段着はほぼこれでひと夏を過ごしている。
 いつの頃からは記憶にない。

 子供頃は、ランニングシャツに半ズボン、野球帽子・・・だけでなかったが、なんだか夏の服装の象徴になっている。
 当時のおっちゃん達は、ステテコと上は、綿の白い半袖下着だった。
 おばちゃんは、あっぱっぱー・・・?
 うーん、ちょっと、自分記憶がねつ造されている気味があるなあー。

 さて、Tシャツとジーンズ、夏の服装としては、何とい云っても洗濯しやすいのではないかと、思う、はっきりしないのは、洗濯当番は妻の分担であるので、よく分からないのだ。
 汗をかけば、着替えるので、枚数も必要だ。夏の始め、大体がユニクロあたりだが買い求め、夏の終わり、ちょっと色がさめて、ややよれよれになって、体に馴染んだいい感じになる。そうして、古くなった順にいつの間にか妻が勝手に廃棄してしまう。これには、ちょっと不満があるが、黙っている。