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ローマ帝国を舞台に壮大なスケールで描いた復讐劇💗『グラディエイター』
《乱れ撃ちシネnote vol.238》
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鑑賞日:2024年11月24日 Amazon Prime Video
前回の『L.A.コンフィデンシャル』の主演の一人ラッセル・クロウつながりでこの作品を選んだ。
24.11.24(20)- ☆☆☆- 『グラディエイター』 リドリー・スコット監督 2000年 アメリカ
【Introduction】
初めて観たリドリー・スコット監督作品は『エイリアン』(1979)。
力強い映像が魅力的だったが、
宇宙船内部がピカピカではなく永年使い込んでかなり老朽化しているあたりがとてもリアルに描かれていて関心したことを覚えている。
『グラディエイター』は、アフリカの砂漠から英国の北限までを支配し世界人口の四分の一はローマ皇帝の支配下にあった西暦180年頃、
この時代の名君と讃えられ、知的で軍事よりも学問を好んだマルクス・アウレリアス皇帝はゲルマニア征服を眼の前にしていた。
軍を率いるマクシマス将軍はローマに勝利をもたらせた。
皇帝が後継者としてマクシマスを任命することを知った皇帝の息子はそれを阻むために父親を殺害したがマクシマスは逃げおおせることができた。
しかし故郷に戻ったマキシマスは幼い息子と妻が惨殺されていることを目の当たりにして茫然自失となったところを奴隷商人に助けられ奴隷となりグラディエイター(剣闘士)として命をかけた見世物に出されることになった。
現皇帝への復讐を誓ったマキシマスは圧倒的な強さで奴隷たちのボスとして認められるようになり・・・
のっけから始まる激しいリアルな戦闘シーンに圧倒され息を呑む。
ラッセル・クロウの持ち味がうまくいかされていて彼の出演作の中で本作が一番印象に残る。壮大なスケールで描かれた歴史絵巻を文句なく楽しめる作品だ。
【物語の概要】
西暦180年。ローマ帝国の治世。
歴戦の勇士として名声を馳せる将軍マキシマス(ラッセル・クロウ)は、遠征先のゲルマニアの地で、時の皇帝マルクス・アウレリウス(リチャード・ハリス)から次期皇帝の座を託したいと要請を受ける。
だが、これを知った野心家の皇帝の息子コモドゥス(ホアキン・フェニックス)は、老父をひそかに殺して自ら後継者を宣言、マキシマスは処刑を命じられた。
処刑者の手を逃れたマキシマスだが、故郷に帰り着くと愛する妻と息子は惨殺されていた。絶望と極度の疲労の末に倒れた彼は、気づけば奴隷商人に捕らわれの身に。
剣闘士を養成する奴隷商人プロキシモ(オリヴァー・リード)に買われたマキシマスだが、持ち前の技量で一躍剣闘士として頭角を現す。
いっぽう、皇帝となったコモドゥスは元老院の反対を無視し、首都ローマの巨大コロシアムで剣闘試合を開催。
プロキシモに連れられ、図らずもローマへ帰還したマキシマスは、死闘の果てに勝利をおさめ、仇敵たる皇帝コモドゥスと対面を果たす。
その夜、かつて恋仲だったコモドゥスの姉の王女ルッシラ(コニー・ニールセン)の訪問を受けるマキシマス。
コモドゥスはルッシラの息子ルシアスを亡き者にしようとしており、彼女はそれを阻止するため、彼に協力を求めたのだ。
姉の裏切りを察知したコモドゥスは策を弄した末、コロシアムでマキシマスと直接対決。かくしてマキシマスはコモドゥスを倒し、自らも果てるのであった。
【Trivia & Topics】
✥リドリー・スコット作品。
リドリー・スコット作品を最初に観たのが『エイリアン』。
力強い映像が魅力でリドリー・スコット作品を今までに
11本観ているけれどハズレが1本もないことに驚く。
『エイリアン』(1979)
『ブレードランナー』(1982)
『誰かに見られてる』(1987)
『ブラック・レイン』(1989)
『テルマ&ルイーズ』(1991)
『ブラックホーク・ダウン』(2001)
『プロヴァンスの贈りもの』(2006)
『アメリカン・ギャングスター』(2007)
『ロビン・フッド』(2010)
『プロメテウス』(2012)
『最後の決闘裁判』(2021)
✥受賞歴
◯第73回アカデミー賞
・作品賞
・主演男優賞(ラッセル・クロウ)
・衣裳デザイン賞
・録音賞
・視覚効果賞
◯英国アカデミー賞
・撮影賞
・編集賞
・作品賞
・美術賞
◯第58回ゴールデングローブ賞
・作品賞(ドラマ部門)
・作曲賞
【鑑賞ガイド】
😁😁😁
~~~~~~~~~~~~~
😁😁😁😁😁:見事な作品。
😄😄😄😄:お勧めです。
😀😀😀:楽しめます。
😔😔:苦手です。
🥵:途中下車。
【巷のうわさ】
Filmarks:☆☆☆★(3.9)
Amazon:☆☆☆☆★
u-next :☆☆☆☆★
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