見出し画像

さまよえる遺伝子ちゃん

高1ちゃんの対戦ゲームのキャラは皆グラマラスな美女。スマホの画面でよく見かけます。

わたし「そういえば、あなたたち、よしこさんに会ったことなかったね。あの人はたっぷり胸があったんだよ」

よしこさんはわたしの父方の母。大正7年あたりに生まれ、妹たちと家にいたら関東大震災、「今日は早く帰んなさい」と言われ、学校から帰ってきたら二・二六事件、戦争、戦後の混乱、朝鮮戦争特需、平成バブルを経験し、高3が生まれる一年前に他界しています。

高3「だれ?」
高1「私のおばあさんだから、あなたたちのひいおばあさん」

高1「う?」
高3「そうなの?」

※ この家に住むのは<平たい胸の民族>です。

わたし「私の叔母さん(父の姉。わたしが独身の頃に他界)もあった。恰幅がよかったけど、胸もあった。」

高3「潜性遺伝子なのか」
わたし「みたいだね。でも(着物を着ると)帯に胸が挟まると言ってたよ、肩こりするし。」

高1「あぁ~。遺伝子ガチャに失敗した~」
高3「そうなんだ。。。」
高1「うわあ。わしの夢のボディ~」

おまけ
高1&高3は気が付いていませんが、彼女たちが一年に一度は会う、夫の母、夫側の祖母もわりとあります。母方だけでなく、父方からも、彼女たちは遺伝子を受け継いでいるはずなんです、が、現れなかったみたい。

私が遺伝子の勉強をした頃、現れにくい遺伝子のことを劣性遺伝子と呼んでいました。今は「潜性(せんせい)遺伝子」と呼ぶとか。

1日1にっこり。 たまに違う「ほっこり」でないものも書きますが、よろしくお願いします。「いただいたサポートはノート内で使う」というポリシーの方を見習い中です。