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トイレ プリーズ!! 中年夫婦はアクアラインの結界を破れるのか!? 

もうすぐコロナがインフルエンザと同じ扱いになるという連休中日のこと、夫婦で出かけました。
埼玉県からアクアラインを通り、千葉は房総のお墓参りに行くのです。アクアラインは千葉県と東京都を結ぶ海底トンネルつきの高速道路で、<風の塔>と呼ばれる排気施設と東京湾に浮かぶ<海ほたる>というパーキングエリアがあります。

東京都ー風の塔ー海ほたるー千葉県となっています。
そのアクアラインにはこんな都市伝説があるのをご存じでしょうか。

いわく「アクアラインは海ほたるを守る結界である。選ばれた人しか中に入ることができない。」

噂は聞いていましたが、以前行ったことがあるので本気にしていませんでした。のほほんと前日までにお花を買い、故人の好きだった和菓子、ろうそく、お線香を紙袋に用意しました。
 
ここで菩提寺の自慢をさせて下さい。菩提寺は今どきの厳しい状況をうけた、のかどうかわかりませんが、よそのお寺も管理されています。ただ菩提寺の敷地にお住まいなので、お墓もこまめなお手入れをしていただいています。

参道の入り口には灯篭(とうろう)があります。多くの灯篭は一対で、明かりがよくとれるように二方向や四方が開いています。しかし、菩提寺の灯篭は明り取りだけが目的ではないのです。ろうそくの火をつけやすいための工夫がしてあるのです!
その工夫とは、ろうそくの炎が消えにくいように胴をコの字にくりぬいてあるのです。石のなかに横穴があるのです。おかげで、海風が強くふきつけてきても、雨がふりそそいでも平気です。

お盆やお彼岸にはこの石灯篭に大きなロウソクがそなえられます。お線香に簡単に火をつけることができます。墓前に明かりをともし、お線香の火も楽につけられる。一石二鳥です。ありがたいです。これも舅姑がお布施をおさめてくださるからです。ありがとうございます。

というわけでお参り当日です。朝6時半に起床。ご飯を食べ、レッツゴー。目的地まで片道約2時間のドライブです。
夫の車に乗り込んで、下道から首都高速道路に入ります。
山手トンネルにさしかかろうとしたとき、なんだか不穏な空気が流れています。
どうしたのでしょうか? 行列です。ナビも到着予定時間を<3時間>にしたり4時間にしたり、忙しいです。
事故なんでしょうか?

以前は出ていたような気がしますが、設定を間違えたのか、カーナビに事故情報がでません。トンネルでは<注意>ライト点滅はありますが、さっぱり様子が分かりません。持っていたスマホでインターネットを検索します。どうやら事故のようです。ピーポーピーポー、と後ろから消防車の音が。 

トンネルの中で緊急車両がきたのは初めてです。
「どうするの?」びっくりしたところ、夫は平然と「来るよ。よけるんだよ」はあ、そうですか。

と、音が大きくなっていよいよ近づいてくるのがわかります。前の車と一緒に路側帯に移動。真ん中の車線があき、緊急用の黄色のバイク2台、通行止めをする同じく黄色のと黒の緊急車両、最後に赤の消防車が通り抜けました。

もうこないのかな? と思うと誰が言い出しわわけでもないのに、静かに
開いた道が閉じていきます。また渋滞に逆戻りです。
動かないわけではありません。じーっと待つとちょっと動くの繰り返しです。まさに渋滞。
10分くらいたったでしょうか。またもや甲高い音がします。救急車とはちょっと違う音です。「警察だね」と夫。今度はあまり皆さんのよけ方がよくないようです。「緊急車両が通ります。」とアナウンスが入りました。私たちものんびりよけました。

と白黒の警察車両が駆け抜けました。「これで現場検証して渋滞が解消するね」。
思いきや今度もじーと待つ、少し動くの繰り返しです。ちらりと時計を見るとこのトンネル内に45分くらいいます。
することがないので、数を数えてみました。1分数えると30秒から1分くらい動きます。また止まります。そうこうすると気が付くと目の前に見えていた黄色の緊急車両が見えました。<事故処理中>ライトが点滅し、にぎやかです。と、するする移動していきました。
「あれ、緊急車両がいなくなったよ」
「解消したのかね」
そうこうすると暗闇にあざやかな赤い小さな炎が見えます。ひとつ、またひとつ。発煙筒が間隔をあけて3つ。事故車両でしょうか。一台です。自損事故でしょうか。何か置いてある様子ですがよくわかりません。人が立つわけでもないし、看板でしょうか。

とほどなくトンネルを抜けました。1時間かかっています。
出発して2時間以上たっています。トイレ休憩したいところですが、まだ渋滞は続いています。うーん、しかし、夫は2時間に一回くらいお手洗いに行きたいのです。もぞもそしだしましたが、困りましたね。

さっきの出口で一度おりればよかったかな? と思いますが、手遅れです。
次のパーキングエリアに行くしかありません。ナビの表示ではパーキングエリアまで1キロ切りました。のろのろと進み、前方ではしびれを切らした人達が路肩に車を止め、もしくは後部座席を開け、子連れでトイレに向かうのが見え始めました。そのうち、どこかの車の運転手側のドアがあき、運転手がトイレに向かいました。

「あ」すかさず、助手席の人が運転席に移動します。
その手があったか。「うちは無理だね。」と夫。私はペーパードライバーなのです。怖くて無理です。ごめん。

のそのそすすみ、数台分進みました。夫の膀胱が危険水域に入ってきたもようです。車内トイレは持っていません。子供のころ、2台に分かれ、親戚と一緒にでかけて渋滞にはまり、別の車に乗っていていたイトコと妹が高速道路を歩いてトイレに行っていたのを思い出します。父は怒っていましたが、車内で粗相するのとどちらがよかったのでしょうか。

思い出に浸る一方、いけないことですが、路肩に車を止め歩くことにしました。夫は先にでます。次いでわたしもでます。遠隔操作で夫が車に鍵をかけます。
夫は速足で歩き出します。歩くのが遅い私とは距離が開いていきますが、平気です。と、私が後ろを歩いていないことを悟った夫が振り返り手を振ります。
「のんびり歩いていきます」と叫ぶ代わりにこちらも手を振り返します。

夫はトイレ目指して一直線。私は意外と遠かったなあ、もう少し車で移動すればよかったかなあ。と思いつつ、歩きます。
やれやれ、と思ったら、つきました。トイレ。

多目的トイレ改めユニバーサルトイレ(※注1)にたどり着きました。行列です。普通の女子トイレをみると列が曲がりくねって2列になっています。
どちらも行列です。夫が歩いてきました。すっきりした模様です。

「ピューと並んでるから」といいますが、言葉の意味がわかりません。人間40歳を過ぎると耳がぼちぼち遠くなってきます。

わたしは「駐車場に入れて」と返事をしました。
後でわかったのですが、夫は「どうせ渋滞が続くだろうから、車を駐車場にとめずに渋滞中の高速道路に戻る。君は後から車を探しつつ、高速道路の路側帯を歩いてきて」と言いたかったようです。結婚1年8年、まだまだあうんの呼吸になるには精進が必要です。

並ぶこと20分あまり、トイレがすみ車に歩いていくと夫がやってきました。「どうしたの」と聞くと、「念のためもう一回行って来る。駐車場に停められた」と言います。鍵を預かり車を探します。

いたいた、愛車よ。右は空いてます。
と、左隣に駐車する車があります。邪魔にならないよう、風にあたりながら待ちます。夫も戻らないでしょうし。と、駐車したあともドライバーさんはドアを開け、中の人と話しています。サービスアリアの駐車場は間隔が狭く、なんとなく乗り込みにくいものです。できれば早く話し終えてほしい。

ここで、夫が登場。こりゃいけません。タイムオーバーです。隣の車ぎりぎりにドアを開け、助手席に滑り込み、夫が運転席にスタンバイ。本線に戻りまた進みます。

このあたりで夫が「たどりつけるかなあ」と運転手らしく不安を口にし出しました。無理もありません。10時少し過ぎ、まだ都内から出ていないのです。私はペーパードライバー、行先は夫の実家のお墓参り。ちなみに私と子供たちは夫の名字を名乗っています。
わたしは上空に長い尾を引いて去っていく飛行機を眺めつつ、
「行くのよ」

夫はつぶやきます。「どうしてこうなったんだろう。
日帰りの距離なのに。
ゴールデンウイークじゃなくてもいいのに。」

夫は混雑に巻き込まれるのが嫌です。「遠出した次の日は休みたい。」なので連休か平日に仕事を休んでいくことになりますが、「アクアラインに入る前の道路は平日混んでいる」といいます。

とすると、土日の出発か、祝日・連休の出発になります。
日曜日の午後に出発の場合、休日なので午後出発といえども、デートの人々と親子連れできっと混みます。これはなし。

土曜の午後出発からだと日曜日の宿泊になります。宿泊となると予約がい必要です。宿選びや予約は夫がします。
お墓のある場所は海の近く、お盆は海が近いからうかうかしていると宿泊の予約が取れません。ゴールデンウイークは4月早々と予約を取らないといけませんが、子供日程がわかるのはまさに4月の10過ぎ、すでに予約が取れないのです。
したがって夫の導き出した答えは、<連休が重なった日の早朝出発する。宿泊はなし。日帰り>にでした。

「そうだね、3月は(夫が)忙しいし、4月は子供たちが予定が発表されていないし、夏は海の海水浴で混むし、秋の連休は千葉(夫の実家)へ行くし、年末年始は(夫の実家に挨拶に行くので)私が嫌だし。」

だからこうなる。
11時36分。いまだアクアラインはおろか浮島インターも越えられません。アクアライン、おそるべし。都市伝説は本当でした。暇なので下の娘、高校一年生にメールします。
「渋滞中。お昼食べた?」
速攻で返事が来ました。
「もふ」
食べたらしいです。こちらはいつ食べられるのでしょう。ちっとも動きません。動いたと思ったら、一番左の渋滞の列から脱落した車が中央の車線に移動して、車一台分進むだけです。その繰り返しです。そして、右端の車線は普通に流れています。

12時を過ぎました。相変わらず、ナビの表示は<4キロ>を示しています。アクアラインはおろか、<風の塔>の姿すら見えません。

それにしても、どうしてこんな大渋滞になったのか。埼玉から千葉にある夫の実家&お墓へ行くときの合言葉は「渋滞は千葉の名物だから」です。なぜそうなったのか。つらつら考えてみると、70年程前にさかのぼります。

昭和20年、戦地から引き上げた人たちが全国に帰ってきました。千葉県でもです。人が増えれば子も生まれる。家も増える。どんどん増える。場所によっては車一台しか通れないような狭い道路が完成しました。

昭和25年、道路の広さが決まります。「道路の中心から2メートルは道路にします。足りない分は家を建て替えるときに道路にしてね。門や塀も引っ込めてね」という法律ができました。しかしこの法律には抜け道がありました。そして高度成長期、一人一台の車社会になっても千葉の道路は広くなりませんでした。

こうなると、高速毎日渋滞するし、抜け道も渋滞。場合によっては自転車の方が早い。加えて東京と千葉をつなぐ時間短縮のための海上道路の構想がうまれ、ついにアクアラインが完成しました。

しかしアクアラインは工事期間が20年にわたったうえ、海底トンネルに排気施設つき。なので維持管理費用も高いです。
建築費や維持費が高いとそれを回収するための通行利用料も高い。→通行料高くて通る車少ない。→もったいない&工事費回収できないかも?→アクアライン値下げ→交通量の増加→アクアライン混雑、ナビの発達により抜け道の下道も混雑→アクアラインの結界発生。
経済は良くなって混雑した道路が増えたわけです。

条件は埼玉県も同じはずですが、こちらは違う道をたどりました。東京に近い場所は便利です。欲しい人が増えれば値段は上がる。スマホでも土地も同じです。

便利な場所にある土地や家は財産です。ある一定上の財産を持っていた人が亡くなると、その財産を受け継ぐために遺族には国に現金を払う、これが相続税です。

そもそも相続税とは日露戦争の費用に充てようと、開戦の翌年である1905(明治38) 年1月1日に公布、同年4月1日に施行されたそうです。 

全く新しい税金を取る制度なのに、成立から施行まですごく早いです。この法律に一部の学者は反対しました。こんなふうに戦争を理由に新しい税金を次々と作るのは、ショックドクトリン(※2)だと言えると思います。

当時の人たちは自分の孫たちにこれから何が起こるのか、全く分からなかったかもしれません。

なぜなら当時、ほかにも「戦争のために、戦時中だけ(実際は戦後も税金として残りました。)、新たにお金を取る」と酒税・醤油税などいろんなものに税金をかける法律ができていたからです。

この時代、戦争が多かったヨーロッパにはすでに相続税がありました。これを知っていた人が、相続税を「ちょっとのあいだだけ」でなく、「ふれば出てくる打ち出の小槌」として紛れ込ませたのです。

国からすれば、財産を持っている人はいつでもいて、人はいつでもなくなります。そこに税金をかければずっーと入ってくるのでとても都合がいい。目的は「相続税という新制度を日本に持ち込むため」だったので、学者が反対したように、相続税を払うような大金持ちがあまりいなくても、税率は低くてもよかったのです。

100年以上たち、大金持ちだけでなく、小金持ちも庶民も相続税を払うことになりました。

「このくらいだったら、相続税を払わなくてもいいよ」とされる財産が減ったのです。今まで払らわなくてもよかったのに、自分が住む家しか持っていない人たちも相続税を払うことになったのです。

払えるほどの現金があればいいですが、あるとは限りません。銀行から借りるとしても審査がありますし、すでに自分の家のローンを抱えている場合もあります。

さらに相続税にはおさめる期限があり、期限が守れないと高っかい税金(延滞税。納期限から2か月過ぎると利率3倍、ひどいときは10%以上になるそうです。)がかけられます。

「現金はない。銀行は貸してくれない。土地や家しかないのに、国は税金を払え」という。ではどうするか。

土地を一部業者に売り、相続税の支払いに当てます。相続した土地を売ってしまったので、もうそこには住めません。相続した人は土地から姿を消します。

さて、業者はどんな土地でも買ってくれるのでしょうか。違います。人口が減り続ける今、業者は利用価値のある場所を買います。

利用価値のある場所とは人が便利に住める場所。現代は車社会です。自分が車に乗らなくても、引っ越しや配送のトラックがや救急車が入れない場所はそれだけで価値が下がるのです。

で、業者は価値のある家を建てるため、<道路の中心から2メートル>の法律に従い、道分をあけても成り立つような土地を買います。「利益がでる」と見込んだ土地を買うのです。こうして2メートルの道路と狭い新築の3階建売住宅ができるのです。これが埼玉県の現状です。

ところが千葉はまだ地価が安い。相続があっても業者に土地を売らずに、相続税を払うことができたのです。

(もちろん埼玉県でも道が狭い土地はあります。商業地であったり、住宅地で道が今だに狭い道路が続くような場所は地価が安く、都市に近いとはいえなくなってくる場所になります。)

自分で建て替えても道分をあければいいのですが、それする人は少ないです。家が狭くなるからです。多くの人が自分の家の広さを選べば、いつまでも道路は狭いままです。

渋滞をなくそうと市や町が買い取ろうとしても予算がなく、買い取り額は安くなりがちです。また、県や国が土地を道路として買い上げると値段は市より高くなりますが、時間もお金もかかるし、もめるタネ満載です。

道路状況は大切な住環境、住環境を整えるのも政治の大切な役目ですから、関わる人たちにはウツにならない程度にお仕事をしてほしいです。

連休中の現実に立ち返り、ナビ上の地図を見ます。と、バーンと結界にはじかれ正気にかえったわたし、
突然「13時までに浮島インターを通れないようなら帰宅しよう」と言っていました。

夫も「そうだ、撤退戦略も大事だ」と賛成。しばらく前を見つめ、「動けないから出れない」と夫。双方のずれがありますが、まあいいってことで。

「前の車が動いたらうちも降りよう」。
ほどなく脱落者があり、列が進みます。うちも便乗します。なぜか海外で撤退ができなくなった日本軍を思い出しつつ、浮島出口付近をナビを検索します。

ちなみにここは神奈川県川崎市。でたあとまずはトイレです。ちょうど近くのコンビニがあるようです。1~2分です。車線と反対側なので入りにくいかもしれませんが、ここが無難です。

ここにしましょう。ローソンです。ふう。降りると決めれば速やかに進み、一般道におりました。

お店に入り店員さんに聞くと、「外にあります。」
同じ建物の横にあるようです。ありがとうございます。ああ、お礼に買い物をするのを忘れました。今度別のローソンさんで買い物をするのでご勘弁ください。
(何を買うか迷いましたが、後日、靴下を買いました。)

女子トイレ男子トイレと分かれており、女子トイレのドア前でおしゃれな女子とすれ違いました。手に何か持っていて、素足になっていました。今日は夏日、思ったより厚くなったのでタイツを脱いだのでしょう。

ささ、トイレのありがたみがわかります。広い洗面台付きの個室に入ると、銀色の板の上に茶色の物体が目に飛び込みました。
? 
よく見ると、トイレホルダーの上にカラの芯が一つあります。不穏です。
沈黙、二つ並んであるはずの銀色のペーパーホルダーの隙間から茶色の色が見えます。そう、あるはずのペーパーはなく、カラなのでした。

洗面台一体型、洗面台の上はすっきり片付いておりお掃除完璧です。予備の紙は見えません。洗面台しか見えない。棚はない。

しかーし、こんなこともあろうかと、私のリュックにはチュッペーパーが入っているのです。でもちびちび使うのです。 ふきふき。事なきを得、トイレを出ると、老婦人が二人並んでいました。
「あのう、待って、トイレットペーパーありません。」
「えっ。ぜんぜんない?」
「はい。どうしましょう、コンビニに言ってもらうかしないと。あ、男子トイレにあるかも」ともしかしたら夫がまだ使っているかもしれません。

ちょっと開けてみると、個室に赤いランプがついており、使用中です。
「あの入ってる?」声をかけても返事がありません。ということは夫ではない。いけませんね。

また、通路に戻り、思案顔の二人に「男子トイレにもなさそうです。」と伝えると、片方のご婦人はコンビニに向かい、私は用を済ませた夫と出会います。さらば、袖振り合う縁よ。

のんびり自宅に向かいます。12時59分。今度は高校3年生の上の娘にメールをいます。「お墓参りはあきらめた。戻ります。」と10分ほどして「分かりました。」。これでいいでしょう。

ナビを操作して東扇島から入ります。
なんだか詰まっています、事故でしょうか。ツイッターを見ると、やはり事故の一報がありましたが、意外にすぐ動き出し、高速に乗れました。幸いです。

13時過ぎ、高速はこうでなくちゃ、と流れに乗ります。好況に進み、高速をおり、東扇島からやく1時間後、すきっ腹に自宅が見えてきました。

朝7時半にでて、帰宅14時。6時間あまりかけ、アクアラインの結界にはばまれた中年夫婦の長いドライブが終わうとしていました。

おまけ
今年の夏、アクアラインは昼間の結界を厳しくするようです。※注釈3
夜の運転は危険だし、事故防止のためにも、仮設でもいいからトイレの設置場所を増やして下さい。トイレを! どうかトイレを!


注釈1
多目的トイレの名称変更について

国交省は、指針のおおもとの考え方を示したバリアフリー法の基本方針を昨
年12月に改正。可能な限り多機能トイレの利用を控え、高齢者や障害者に譲るなど適正な配慮をするよう国民に求める内容を盛り込んだ。

 今回の指針では、多機能便房の文字を削り、「高齢者障害者等用便房(バリアフリートイレ)」に変える。これに加えて、案内表示に関する項目を新たに追加。「多機能」「多目的」など、設備が必要ない人の利用を促す名前をつけないように求める。

朝日新聞 贄川俊2021年2月9日 10時30分

注釈2 
ショックドクトリン

※2ショックドクトリン
テロや大災害など国民が恐怖で思考停止しているどさくさくに紛れ、為政者や巨大資本が過激な政策を押しとおす悪魔の手法がショック・ドクトリン。日本でもコロナ禍や震災などの惨事の裏で、知らない間に国民の情報や資産が奪われようとしている――。

「ショック・ドクトリン」幻冬舎 著者 堤 未果(つつみ みか)

注釈3
アクアラインの昼間の値上げについて 

「交通量の少ない深夜は数百円割り引き、混雑する昼間は数百円高くする「ロードプライシング」をこの夏に試験的に導入する方針である。(省略)
混雑を分散化し、午後の渋滞を緩和することで、その分、県内での滞在時間を長くしてもらって観光業を活性化させたい考えです。」

2023.6.13 読売新聞オンライン 抜粋

参考文献。
税務ジャーナル<相続税の100年軌跡>
税務大学校研究部教授  菊 地 紀 之

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水亀 由紀子
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