本のメモ帳『女性ホルモンの増やし方』
『女性ホルモンの増やし方』
更年期の定義
閉経を挟んだ前後5年、平均50(45〜55)
卵巣の動きが弱ってきて、女性ホルモンの分泌が徐々に少なくなってくるのが40歳頃
思春期と更年期の特徴
思春期:生理が不安定、多感になる、体つきが丸くなる
更年期:生理が不安定、イライラしたり落ち込んだりする、中年太りになりやすい
女性の健康のベース、エストロゲンとプロゲステロンが交互にバランスをとりながら分泌
崩れると
落ち込みやすい、ヒステリック、精神状態が不安定、
ホルモン分泌のバランスで心身の変化が起きる
生理期→卵胞期→排卵期→黄体期→
卵巣が女性ホルモンを作って豊かなバストと元気な子宮を養ってる
卵巣も年齢とともに老化する
エストロゲンが分泌されなければ卵が育たず排卵できない、排卵できないとプロゲステロンも分泌されず生理不順が起きる
卵巣の働きが完全に止まったら閉経
脳からの命令で作られた女性ホルモンは全身を巡る
脳:脳下垂体命令→性腺刺激ホルモン分泌→卵巣:ホルモン作り分泌→血管血液に入り全身を巡る→脳が次のホルモン作るか判断
◎エストロゲン(卵胞ホルモン)
女性の体と心の健康守る
艶っぽい女性らしさ
記憶力を良くする
髪がつやつや
肌の潤いと張り、バスト
気持ちが豊かに
内臓肥満を予防
血管を丈夫に
骨を強化する
コレステロールをコントロール
血圧をコントロール
◎更年期症状のメカニズム
脳と卵巣のすれ違い
脳は命令を出しているのに卵巣が疲れて休む
↓
混乱が起きる
脳下垂体がヒートアップ
脳下垂体の近くの自律神経が密接に関わり合ってる
自律神経:自分の意思では制御できない内臓の働きや呼吸、体温調節など生命活動を維持する。
交感神経はからだの活動を活発に
副交感神経はからだを休める
バランスが崩れることで、頭痛、肩こり、動悸などの精神的不快感、
うつやヒステリーといったこころの不快感を起こす
脳下垂体の混乱を抑えるには、
・女性ホルモンを補充
・軽い症状であれば、自律神経に刺激を与えて脳下垂体からの隙をなくす
夢中になれる趣味、友達、ワクワクすることにチャレンジ
活動的になれば、交感神経と副交感神経の切り替えがスムーズに行われるようになり、体調や気持ちが落ち着き不眠からの解放
◎プロゲステロン(黄体ホルモン)
子宮内膜を厚くして着床を待ち構える
体が妊娠した時と同じ状態になる
腹痛、腰痛、頭痛
むくみ、乳房が張る、吹き出物
イライラ、
女性ホルモン不足で起こりがちな症状
だるい
よく眠れない
疲れやすい
不快感に襲われる
落ち込む
物忘れしやすくなる
やる気が出ない
イライラする
自然の摂理で止めることはできないが日常生活の改善やホルモン補充で進行を緩やかにすることはできる
女性ホルモンを増やす習慣
卵巣に女性ホルモンを出させる
・食事で血液の質を高める
・運動をコンスタントに続けること
・肌や髪のケアのしすぎに気を付ける
腰痛や冷え性は血液循環の悪さが原因
●食事
◎タンパク質
不足するとパワー不足に
赤身の肉、鶏肉、豆類
発芽玄米や黒いパン、青魚
卵、チーズ、牛乳
◎ビタミン
不足すると神経過敏、かっけ、口内炎
ビタミンA:髪、肌、粘膜を健康に
にんじん、ほうれん草、かぼちゃ、豚レバー
ビタミンB1
胚芽、豚肉、ほうれん草、きのこ、牛乳
ビタミンB12
牛豚鶏レバー、サンマ、イワシ、ニシン、貝類
ビタミンB6:老化防止
牛豚レバー、うなぎ、納豆、乳製品
ビタミンB2
牛豚レバー、マグロ、サンマ、バナナ、さつまいも
ビタミンC:血液、肌、粘膜強化
柑橘類、葉野菜、ピーマン、じゃがいも
◎鉄
不足すると貧血→疲れやすい、やる気が出ない、頭痛
ヘム鉄はビタミンCと一緒に
赤身の肉、赤身の魚、かに、貝類
非ヘム鉄は動物性タンパク質と一緒に
大豆、切り干し大根、キクラゲ、小松菜、菜の花
●運動
ストレッチ
歩く
窓拭き
好きなスポーツ
●深呼吸
深く呼吸して身体に残っている不要な炭酸ガスを出す
ガス交換で内臓が活発に動き代謝が良くなる
更年期のイライラやふらつきに→肺にある空気を口から吐き切る、鼻から大きく吸う
不眠→呼吸の合間に1〜2秒息を止めることで副交感神経が優位に
女性ホルモン補充法は元気で楽しく生きる人生の選択肢のひとつである
ここから先は
¥ 550
Amazonギフトカード5,000円分が当たる
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?