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私にとっての強さとは何か。

人に自分の人生を話すとき、よく「強さを感じます。」「芯がある人ですね。」と言われる。

私にとっての、"強さ"っていったい何だろう。

今日はこの問いに向き合ってみようと思う。

よく言われることだけれど、強さと弱さは隣り合って存在していると思う。弱さがあるから、強さもある。前提としてこのふたつは仲が良く、切り離せない。弱さは強さであり、強さは弱さである。

人生のエネルギー曲線を描くと、私の人生の曲線はまるでジェットコースターのように波乱万丈だ。

パニック障害で1年間寝たきりになったり、
いわゆる毒親である父の死だったり、
大学中退したり、
会食恐怖症になったり。

別に不幸自慢をしたいわけじゃないけど、割と色々あった。
たくさん感情が動いた、という意味でエネルギー曲線がジェットコースター級だっただけで、これは生じた出来事であり、事実である。

そんな私が、人生のどん底と感じていたときに何を思っていたのかを振り返ってみると、核になる信念はこれだ。

自分がいちばん、自分の人生を諦めない。

起きてしまった出来事は仕方がない。
パニック障害も、親の死も、会食恐怖症も、私がどうにか防げたことじゃない。"起きてしまった"出来事であり、アンコントローラブルなことだ。

だから、生じてしまった出来事は、諦める。
元々諦めるの語源は、「あきらかに観る」ことであり、それ自体にどうにかしようと働きかけないことだ。

出来事に対してはあきらかに観るけれど、自分の人生に対しては諦めない。


いつか人生はよい方向に向かう
自分の人生は自分で決められる
自分には人生をドライブしていく力がある


どんな状態にいても、人生という長いプロセスに対してはそう信じること。これが私の強さの源である。

だから、自分の「今」の状態に対しては、あきらかに観る。
そこには良いも悪いもない。ただ、在るものとして認知し、受け入れる。

不登校だったときも、
中退してニートだったときも、
会社を休職したときも。

自分自身が、それを評価しない。
周りはとやかく評価してくるけれど、自分の中心はいつも自分だし、自分の人生は自分のものだ。

立ち止まることも、カオスな状態も、どんな状態も自分の人生にとっては大きな意味があるんだと信じている。これが、きっと私の強さ。


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みづき @つながりの学校主宰
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