日記 9.3

これから、あなたが夢に向かって進むために。
この先の、あなたの夢のために。

これから。この先。

これらはずっと、わたしが娘にかけてきた言葉。真剣に、愛だと信じて、ずっとかけてきた言葉。

だけど、違ってた。
娘は、もうすでに夢の中にいて、自ら描いたその夢を、いま歩いている。

わたしは、間違っていた。
何も見えてなかった。
毎日、毎日、見てたはずだったのに。
一体、娘の何を見てたんだろう。


娘の背中を見て、ハッとした。

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