日記 5.27
子どもは自分で気づいて学んでいかなければならない。子どもは自分でそれを学べなかったら、また沈んでしまう。
ゆえに、親は子どもが辛いときに、手を貸してはならない。
そのさじ加減は、ちゃんと子どもを見ていてやらなきゃいけないけど、親は最後のセーフティネットとして存在している事が大切。
この動画で岡田監督が、そんなようなことを仰っていて、あーー、と振り返ることがあった。
ある時期、わたしが本当に辛かった時、どれだけ訴えても親が何もしてくれない時期があった。
ただ、頑張れ!と繰り返す親に対して、こんなに辛いのに、どうして何もしてくれないの!と渦中にいるわたしは、その辛さから親を恨んだ時期があった。
その結果、わたしは初めて自分で気づくという経験をし、自分でどうにかするしかない、と自ら行動することで、その状況から脱することができ、その時初めて親にも感謝できたのだけれど、、この動画を見て、初めてあの時の親側の気持ちがわかった気がした。
あの時、きっと親は親で、頑張れ!!といって見守ることを、あえて実践してくれていたんだと思った。
こんなにすぐ手を貸したくなってしまう自分の親だから、きっと親だって同じだっただろう。
でも、そこを堪えて子どもの成長を心から願って、踏ん張ってくれていたのではないだろうかと、、今日初めて、わたしには知り得なかった親の深い愛が、今更ながらわかった気がした。
いま、わたしは娘との関係に悩んでいて、
心配や可哀想だという気持ちから、
手や口を出してしまう自分に、
ずっと違和感を感じながら生きている。
このやり方は違う、と感覚的に感じながらも、
どうやり方を変えたら良いか分からず、
日々悶々としている。
ただ信じて、見守ること。
娘を本当に思うなら、これは母としての試練だ。
何度も何度もそれを自分に言い聞かせて、
手を出したくなる自分、口を出したくなる自分を、グッと堪えよう。
そうする事で、目の前の娘が変わっていく様子がちゃんと分かるまで、やり続けよう。
一緒に伴走する母になりたい。
これは、自分の成長でもある。
わたしも、娘と一緒に成長したい。
そんなことを思った朝。
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